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自分のことを「吾輩」と呼ぶ、金城武似のホスト・タケシは、実は吸血鬼。彼は、歌舞伎町のバッティングセンターで美女の復讐屋・雪美に会ってから、彼女の片棒を担がされている。二人のもとを、常識外れの依頼者が次々やってきては無理難題をふっかけていく。無欲で律義で人間臭い“吸血鬼”は、体当たりで使命を全うしようとするが……。
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Posted by ブクログ
文句なくおもしろかった!なにしろ主人公の吸血鬼が金城武似ってとこがツボ(笑)クスクス笑ってしまう場面が多数!脇キャラも良し☆彡 弁護士で占い師で元傭兵ってどんな人生だよ!とか、雪女って突然生まれ変わるものなの⁈とか、ツッコミどころ満載。※褒めてます。 そして最後の最後に、なんともせつないオチが(´;...続きを読むω;`)これは絶対続編も読みたい! そしていつものドラマ化したら・・・は、主人公はもちろん金城武さん、雪女さんは玉城ティナさん、弁護士の土屋は北村有起哉さんで脳内再生されました。
最近、堅めの作品が続いていたので、少し軽め(堅めの逆だから柔らかめ… かな)の作品を読みたくなり「木下半太」の『美女と魔物のバッティングセンター(原題:東京バッティングセンター)』を読みました。 「木下半太」作品は、昨年の11月に読んだ『悪夢の六号室』以来です。 -----story------...続きを読む------- 自分のことを「吾輩」と呼ぶ、「金城武」似のイケメンホスト「タケシ」は、人の世に紛れる吸血鬼。 ある日、歌舞伎町のバッティングセンターで復讐屋を営む美女「雪美」と出会ったことで、彼女の片棒を担がされることに。 二人のもとを、常識はずれの依頼者が次々やってきては無理難題を吹っかけていく。 無欲で律儀で人間臭い"吸血鬼”のタケシは、体当たりで使命を全うしようとするが……。 笑って泣けて、意外な結末に驚かされる、コメディサスペンス。 ----------------------- 魔物シリーズの第一弾作品で、以下の4話が連作短篇として収録されています。 ■第一話 新宿バッティングセンター ■第二話 三軒茶屋バッティングセンター ■第三話 明治神宮外苑打撃練習場 ■第四話 銀座バッティングセンター ■解説 温水ゆかり 吸血鬼で「金城武」似に美容整形した「タケシ」と、雪女で「ナタリー・ポートマン」似の美女「雪美」の妖怪コンビと、読心術と催眠術を使いこなすアウトロー弁護士で「ジャック・ニコルソン」似の「土屋」の三人がバッティングセンター好きの復讐屋(便利屋?)として活躍、、、 その三人に加え、元神奈川の暴走族で一匹狼のホスト「聖矢」、吸血鬼を狙う神出鬼没のドラキュラハンター・おかめ顔で関西弁の「板東英子」等を中心に展開… 悪夢シリーズよりも更にハチャメチャ度が高い作品でしたね。 『新宿バッティングセンター』は、ホストクラブ「ラストサムライ」の新人ホスト「タケシ」は、ナンバーワンホスト「小次郎」を刺した「雪美」から復讐屋コンビの結成をもちかけられる物語、、、 最初の仕事として、キャバクラ「ナイアガラ」の店長「宇野」に正義の鉄槌を下します。 その後も、、、 『三軒茶屋バッティングセンター』では、「劇団チームKGB」を潰すことを依頼され、「タケシ」は「劇団チームKGB」の劇団員となりドタバタ野外公演を決行、 『明治神宮外苑打撃練習場』では、おしゃれカフェ「ドクロカフェ」の立て直しを依頼され、「タケシ」はやとわれ店長となり「貧乏神」と大乱闘を繰り広げ、 『銀座バッティングセンター』では、売れっ子ホラー作家「荒木昇太」の娘「温子」から、母親の「志保」が十五年前に駅のホームで転落死した事件の真相を探ることを依頼され、「タケシ」は作家の運転手となり捜査を進める、、、 そして、エンディングでは、「板東英子」が「タケシ」を狙う理由や、「タケシ」が吸血鬼になった理由等が明かされます… 衝撃的な結末でしたね。 最後まで読んで、本書の冒頭で紹介される歌舞伎町での通り魔事件の意味が、ようやくわかりました。 続篇も読みたいですね。
木下さんの文章が好き。 どうしても芝居人だと思うとそういう目線で見ちゃうけど、急いでる途中に無理矢理回想が挟まれたり、最後のどんでん返しの、「じゃあ、あれは何だったんだ?」みたいな細かいとこは気にしない感じは演劇的な気がする。 いちいち細かいことを気にして読み返すんじゃなくて、一気にバーっと読んだほ...続きを読むうが良い本。 「考えるんじゃない、感じるんだ」って。 都内の知ってる場所とか劇団ネタとか、個人的に面白かった。 有川浩の劇団描写よりずっとリアルで面白い。
タイトルからわかってはいたけど、 びっくりするくらい下らない。 でも、そこがまぁ、良いところなのかな。 何も考えず、何も考えさせられず、 何も得なかったけれど 嫌いではないです。
自分のことを「吾輩」と呼ぶ、金城武似のホスト・タケシは、実は吸血鬼。彼は、歌舞伎町のバッティングセンターで美女の復讐屋・雪美に会ってから、彼女の片棒を担がされている。二人のもとを、常識外れの依頼者が次々やってきては無理難題をふっかけていく。無欲で律義で人間臭い“吸血鬼”は、体当たりで使命を全うしよと...続きを読むするが…。
天使と悪魔のラストディナーを先に読んでいたので、大体のイメージがあったのですが、まさかの、違った味を出してきました。 天使と悪魔の、、、程はハッキリクッキリはしてませんが、ストレートでちょこっと深いお話。
悪夢シリーズと同じく、軽快なノリで読みやすく、すぐに読み終わってしまった。 読んでいるうちに、吾輩と土屋と雪美の3人トリオでシリーズ化してほしいなぁ、と思い始めていたので、最後はちょっと残念だった。
破茶滅茶な木下半太さんらしい1作。 爽快なテンポとノリで読みやすかった(^-^) 最後のオチに意外性があって、不思議な感じで終わったなぁ…
いつもながらの軽快で楽しく読み進められる内容! 落ちは、べた過ぎて、なんとも言えないですが、べたでも何でも関係なく読みきらせてしまうところが凄いと思います。
こういう軽いノリは嫌いではない。 よくも悪くもキャラクターものだけど、そこまでキャラがしつこくないのがいいかなー。 なんて言えばいいのかわからないけど、明らかに狙いすぎてるのに狙いすぎてる感がしないです。 ただ、最後でそうくるかー。 風呂敷広げたのはいいけど収集つかなくなった感じなんですかね? 勢い...続きを読むで買った割には楽しめましたw
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