天使がいた三十日

天使がいた三十日

556円 (税込)

2pt

3.4

作曲家の日吉友哉はクリスマスイブに、子供を身籠っていた最愛の妻を事故で亡くしてしまう。喪失感から酒に浸り、ギャンブルにはまり、借金を重ねた。音楽もやめ、配達の仕事を始めるも解雇される。何もかも失った一年後のイブの日、自身も旅立つ決意をした友哉の前に、チョコレート色をしたアイリッシュ・セターが現れる……。珠玉の純愛小説。

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天使がいた三十日 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年03月14日

    一気読み。すごい読みやすかった。泣きながら読んだ。
    夏乃さんがとても素敵な人。本当にマリーは夏乃さんだったと思えてさらに泣けた。あり得ないけど、そんな事があっても良いんじゃないかなと思った。そうであってほしい。
    奥様が虐待してたのにマリーにあんなに固執してた理由は分からなかったな。
    最後の仔犬にはび...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年12月26日

    切ないけどあったかくて心がきゅんとなる。「素晴らしい人というのはたくさんいるけれど、素敵な人はなかなかいない」という、ある登場人物のセリフが心に残った。前者は行動とか外的な要素に対して、後者は想いとか気持ちとか内的な要素に対して使うような気がする。もちろん行動は大事だけれど、その行動へと突き動かすの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年02月07日

    クリスマスイヴに、最愛の妻と、お腹にいた子供まで亡くしてしまい、あまりの悲しみに人生を投げ出してしまうが、1年後のクリスマスイヴ、彼のもとにチョコレート色したアイリッシュセターが現れる。その日から彼の人生が再び動き出すが…。悲しいけど心が温まる。悲しいけど強くなれる。命の生まれ変わり、めぐってめぐっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年01月08日

    初めて、この作家の作品を読みました。

    非常に読みやすい。
    表現にしても、行間の取り方にしても、台詞の入れ方にしても、非常に読みやすく作られている。

    話の内容も、純愛小説と書くだけあって、ほっこりしたいときに読むには調度良いと思う。

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    Posted by ブクログ 2011年01月11日

    純粋に感動できる一冊。
    目を見張るほどではないが、心の温まる良作。

    折りしも今日はクリスマス・イブ。  そんな夜に出逢えたことに感動!

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    Posted by ブクログ 2015年02月18日

    読みやすく心が洗われるような美しい物語.うん面白い.
    以下あらすじ(巻末より)
    作曲家の日吉友哉はクリスマスイブに、子供を身篭っていた最愛の妻を事故で亡くしてしまう。喪失感から酒に浸り、ギャンブルにはまり、借金を重ねた。音楽もやめ、配達の仕事を始めるも解雇される。何もかも失った一年後のイブの日、自身...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年10月20日

    妊娠中の妻を亡くした作曲家が絶望して死を迎えようとまで行き詰った時に、1匹の犬と出会い再び生きようとしていく物語。

    恋愛小説だが、その犬が亡くした妻の意思を受け継いでいるかのごとく
    振る舞いをする姿がこの先に何かが待ち受けているのではと思わせる
    ミステリー的な面白さがある。

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