重力とは何か アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る

重力とは何か アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る

919円 (税込)

4pt

私たちを地球につなぎ止めている重力は、宇宙を支配する力でもある。重力の強さが少しでも違ったら、星も生命も生まれなかった。「弱い」「消せる」「どんなものにも等しく働く」など不思議な性質があり、まだその働きが解明されていない重力。重力の謎は、宇宙そのものの謎と深くつながっている。いま重力研究は、ニュートン、アインシュタインに続き、第三の黄金期を迎えている。時間と空間が伸び縮みする相対論の世界から、ホーキングを経て、宇宙は10次元だと考える超弦理論へ。重力をめぐる冒険の物語。

...続きを読む

重力とは何か アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年04月23日

    2回目を読み終わった.難しい話も大栗先生にかかれば,わかった気になるので不思議である.ニュートン,アインシュタイン,相対性理論,量子力学の初歩から,最新の超弦理論までを詰め込んだ,唯一無二の本である.

    0

    Posted by ブクログ 2021年05月09日

    アインシュタインのE=mc^2から始まる重力の謎について。頭から煙を吐き出しながら読みました。ただ説明は分かりやすかったと思います。

    特殊相対論や一般相対性理論のお話や、物質を構成する原子、陽子と言ったミクロな話から宇宙の誕生、ブラックホールのマクロなお話まで楽しく読めた気がします。
    重力はファタ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年05月02日

    面白かったしちゃんとわかりやすかった。一見全然まったく何言ってるかわからないことが、観測値と計算で然りとしか言えなくなる。人間の目に見えることは宇宙のほんの極限の一部分なんだから、宇宙規模になると日常目にする物理現象から離れることはむしろ自然なことなんだけど、やっぱり直感に反する現象が起こると混乱は...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年04月30日

    少し古い本なので新しい重力に関するニュースを追いかけたくなった。重力波やヒッグス粒子の話題があったことを思い出した。そして今超弦理論はどう進展しているのかとても気になる。
    本書ではニュートン力学からアインシュタインの相対性理論、電磁気学、量子力学、重力理論、ブラックホール、ビックバンとダイナミックに...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年12月13日

    かつてニュートン力学が物体の運動を記述することに成功し、その後電磁気学が確立したことで、目に見える世界の物理現象はすべて説明しつくしたに見えた。ところが現実にはそうではなく、ニュートン力学と電磁気学の間には齟齬があったし、その後発見された黒体輻射やコンプトン効果など、目に見えないミクロの世界の現象は...続きを読む

    0
    購入済み

    相対論から超弦理論まで

    2020年11月23日

    素晴らしい本。相対論から超弦理論そしてブラックホールまでをカバーした本。

    特に印象に残ったのが二つ
    1)「不確定性原理」は一つの量子状態は固有の位置と速度を同時に持つことはないと言う原理。一方「ハイセンベルグの不確定性原理」は位置の測定しようとする行為が速度の測定値に不確定性を生むという測定...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年08月15日

    重力の奥の深さが分かる本です。めちゃくちゃ分かりやすい。過去の重要な研究から最新の研究まで重力について学ぶことができます。新書の薄さですが、内容はめちゃくちゃ濃いです。
    世の中には色々な研究者の方がいて、色々なことが日々分かっていっているのだなあと思えます。
    おもしろい!

    0

    Posted by ブクログ 2019年08月06日

    数式を用いず、良くぞここまで解説できると感心しました。
    GPSが相対論の時計の遅れと進みを補正しているそうで、
    相対論を身近に感じた。

    0

    Posted by ブクログ 2019年01月22日

    本のタイトルこそ「重力とは何か」となっていますが、そこにいたるまでに必要な電磁気学、量子力学、相対性理論も語られれ、最終的には超弦理論にまで行き着きます。

    本書の内容自体レベルが非常に高いですが、物理をやっていない人でもわかるような例えを使って非常にわかりやすく説明していると思います。このレベルの...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年11月23日

    とても知的好奇心をくすぐられ久しぶりに学生時代の感覚になった。
    難解であることは変わりないが、何度も読んでみたい。
    またあとがきに書かれている通り、今後の宇宙論や科学分野の動向に注視していく。

    0

重力とは何か アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

幻冬舎新書 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

大栗博司 のこれもおすすめ

重力とは何か アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る に関連する特集・キャンペーン

同じジャンルの本を探す