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著者は、北里研究所病院糖尿病センター長をつとめる第一線の糖尿病専門医。賛否両論入り乱れ、その定義づけすら曖昧であった糖質制限食について、ニュートラルな立場から医学情報を整理し、「カロリー制限」に並ぶ食事療法として「糖質制限」(低炭水化物食)を正当に位置付けた画期的な一冊です。
カロリー制限より続けやすく、美味な食事を楽しめ、治療効果が高いなど…糖尿病治療・ダイエットの新たな選択肢として急速に注目を集める食事療法の真実を、エビデンスレベル(信頼度)の高い最新研究から説き明かします。
また提唱者により、糖質の制限度合いなどに違いある糖質制限食のなかでも、著者・山田医師のすすめるのは「ゆるい糖質制限食」。量や種類を考慮すれば、ご飯ものやスィーツも食することができ、より多くの患者が実践できる可能性があります。
北里研究所病院のモットーである「楽しくて続けたくなる糖尿病治療」とも合致し、顕著な実績を挙げ続けている。こうした糖質制限食の新たなトレンドがいちはやく紹介されています。
Posted by ブクログ 2018年12月16日
ゆるい糖質制限食はカロリー制限食と比べ、おいしいから長続きする。
糖質制限食とは食事に含まれる糖質量を減らすこと。本書では、1日の糖質量を130g以下にすることを言う。
血糖値が高くならない食習慣を身につけて、一生涯続けること。
糖質だけが血糖値を上げる。
糖質とは大まかに言って、でんぷんと甘いも...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年09月11日
山田悟先生のスタンスは緩い糖質制限。
糖質制限という言葉はふんわりとしたところがあり、分かりづらいということからこの先生は「ロカボ」と言う言葉を使って糖質制限の1つの定義としています。
それは1日の糖質130gまで。
これはケトン産生食を試したことがある人なら緩さを感じると思う。
しかし糖質制限を初...続きを読む
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