「常識」としての保守主義

「常識」としての保守主義

660円 (税込)

3pt

4.3

保守主義とは何か。頑迷に旧いものを守る思想ではない。右翼やタカ派とイコールではない。ましてや、特定の国や人種を排除する偏狭な姿勢でもない。伝統を尊びつつも、柔軟かつ大胆に新しいものを取り入れ、中庸を美徳とする――その本質を、成立の歴史や、ド・ゴール、吉田茂等の代表的保守政治家から学び、これからの可能性を探る。混迷を極める政治状況を考えるうえで必要な視点を提示する、濃厚かつ刺激的な一冊。

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「常識」としての保守主義 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2012年09月05日

    元は自由民主党の機関紙向けに連載されていたとのことで、
    "保守"という概念について入門的な観点でまとめた一冊となっています。

    それもあってか、非常に理解しやすい内容で、スルッと入っていけました。

    - 「左翼」は、社会の変革を急激かつ劇的に推し進めようとするのに対して、
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    Posted by ブクログ 2012年03月25日

    自民党下野の時代に「保守」とは何かを考へる時宜を得た本だ。

    『日本においては、政治家は、「『民』に選ばれて『臣』に連なった人々」である以上、政治家に要請されるのは、「臣」としての感覚や作法である。』これが本書の肝である。そして「観念の遊戯」に陥る事なく、「時代の要請」に応へるのが保守主義の役割であ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年01月04日

    「ブサヨ」を攻撃する本でも,「ネトウヨ」を勇気づける本でもない。
    本書は,自由,多様性及び伝統(日本であれば皇室がそのひとつ)を重視し,あるイデオロギーを信奉又は排斥しない姿勢(中庸)を旨として,国民全体の統合を目指す姿勢が保守主義と「評される」という。
    つまり,保守主義という「主義」は成り立たず,...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年07月16日

    保守主義とは?政治に関心が高くなっているこの時期に読んでいる.自民党の機関紙に長期間連載されたものを下敷きにした新書.保守主義と呼ばれるものを整理し,保守政治家を紹介し,保守を解釈・理解するための共通の諒解を提示し,保守の可能性を示していた.頭の中で理解し考えていること(理想?)と,実際の行動(現実...続きを読む

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