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Posted by ブクログ 2014年01月31日
ラジオで知った辻井喬さんを
どんな人だったか詳しく知りたくて買った本。
解説にも書いてあるけれども、
彼自身の回顧録であると同時に、
その時代の時代史をたどることもできる。
出てくる名前もやたらとビッグで、
マッカーサーから始まり、
三島由紀夫や吉田茂、池田勇人、
本田宗一郎、司馬遼太郎
なんかがサ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年12月19日
いや、やっぱり堤清二はすごい人であったけど、まだ読み切れてないと思う。またこれからどう変わるか。御曹司だけど、庶子で、共産党に入るが衆院議長である親の秘書をし、西武百貨店を継ぐし、そのこと自体を素直に取れないので文芸に走るがその一方で…という。ただ、ポスト大衆消費社会を形成する上で大きな役割を果たし...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年03月20日
セゾングループの創始者として経営者であり、辻井喬として文学者でもあった堤清二の回顧録。セゾン文化の中で青春を過ごした者として興味深く読み進めました。
個人の回顧録でありながら、彼が生きた時代の同時代史にもなっているのが面白い。
さまざまな人との交流が描かれているが、個別バラバラに記述されるのではなく...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年02月21日
詩人と経営者の二足の草鞋というだけでもう想像を絶する世界であるのだが、それにしても実際にこの回顧録を読むと改めて想像以上の人生である。巻末の人名録を見るとこれだけの人々と公に私に関わりを持った人生とは、とため息が出る。
著者自身、相談に際してふらりと時の総理に相談に行けてしまうような身分なのだが、そ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年12月23日
つい先日に亡くなってしまった辻井喬氏の回顧録。自伝と言っていいかもしれない。2008年に読売新聞に連載されていたもの。日米安保闘争前のアイゼンハワー大統領と会う件から始まり、共産党を除名された件を経て、最後はセゾングループから身を引いた件で終わる。時の政財界の要人との交流、そして、その時にしたためた...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年06月15日
経営者と文学者という二つの顔を持つ著者の自伝である。学生運動、複雑な家庭、若くして興したセゾングループの興隆と破綻、文学者としての活動等興味深い話題が多い。実業家、政治家、文学者等との交友エピソードも興味深い。家庭でも実業の世界でも独裁者であった父とその圧制に苦しみ反抗した自分、母、妹についての記述...続きを読む
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