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木の文化は今も生きている――。木曾檜はなぜ特別なのか。針葉樹と広葉樹はどこが違う。木目はいかにしてできるのか。縄文時代の技術レベルは。鋸の普及していない奈良時代に板はどうして作ったのか。「木挽き」や「剥ぎ師」のすごさとは。伊勢神宮の御木とは。奈良の寺の古材から何がわかるか。音と木の関係とは。……木工四十余年、現代の名匠が木と人の長い歴史を考える。
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Posted by ブクログ
木工家として40年の経験を持つ名匠による一冊。 自身のエピソードを交えながら、人と木・木工の歴史が語られる。 体系的にまとめられた形ではなく、エッセイ的に節毎で話題が変わる構成。 丁寧でありながらサクサクとした文章からは、経験に裏打ちされた謙虚さ実直さが伝わってくる。 しかし、コンクリートに囲ま...続きを読むれて育った私には敷居の高い一冊だった。 木や木工の経験が全くないためか、どうしても書かれた場景を思え浮かべることができず、言葉を上滑りで追うだけの形になってしまった。 基礎的な経験や強い興味があれば、もっと楽しめたのだと思う。
[ 内容 ] 木の文化は今も生きている―。 木曽桧はなぜ特別なのか。 針葉樹と広葉樹はどこが違う。 木目はいかにしてできるのか。 縄文時代の技術レベルは。 鋸の普及していない奈良時代に板はどうして作ったのか。 「木挽き」や「剥ぎ師」のすごさとは。 伊勢神宮の御木とは。 奈良の寺の古材から何がわかるか...続きを読む。 音と木の関係とは。 …木工四十余年、現代の名匠が木と人の長い歴史を考える。 [ 目次 ] 1 姿を仰ぐ(桧あるいは木曽桧について;大桧との出会い ほか) 2 歴史に触れながら(縄文遺跡と栗;伊勢神宮の御木 ほか) 3 「割る」と「挽く」(割って板にする;正倉院の厨子を手掛かりに ほか) 4 根も葉もある話(目を見る;根の力 ほか) 5 木の時代は過去のものか(コンクリートに変わっていく;小屋が鳴る ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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