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Posted by ブクログ 2012年11月27日
川向正人著、「小布施 まちづくりの軌跡」を読む:
確か、記憶に間違いなければ、司馬遼太郎が、「庭の景観というものは、一代や二代で、出来上がるモノでなくて、何世代にも亘って初めて、完成されるのである。」というような趣旨の発言を、「街道をゆく」シリーズか何かで、読んだことがあるが、景観のみならず、街自体...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年10月30日
小布施に行ってみたくなる本です。町の名士、政治、経済界がひとつになって、少しずつステップを踏みながら町を整えていく姿に感心しました。
先日、実際に小布施に行ったところ広くはない町なのですが、コンパクトに見所があって楽しむことができました。オープンガーデン、栗の小径、北斎館等々充実した旅になりました...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年05月23日
[ 内容 ]
毎年一二〇万人の観光客が訪れる長野県小布施町。
この小さなまちの何に、人々は惹きつけられるのか―。
そのヒントは、「修景」というまちづくりの手法にあった。
伝統的な町並みに固執しすぎない。
とはいえ、まちの歴史をまったく無視した再開発でもない。
いまあるもの、そこに暮らす人々の思いを大...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月29日
昨年、小布施若者会議でお世話になった小布施町のまちづくりの歴史を綴った本。あまり予備知識なく訪れてしまったが、泊めていただいた市村良三町長のお宅をはじめ、修景という一大プロジェクトが民間主導で行なわれたことが理解できた。
修景は建物単位で昔ながらの風情を再現する街並み保存と違い、あくまで現代社会の...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年08月01日
長野県小布施町がいかに「奇跡」であったかがわかる本。
小布施に行く前に読むと、気付かなければ通り過ぎてしまうようなことが、
人々の尽力に依って成立しているかが理解できる。
そして、小布施に行くと「これで奇跡か」と考えさせられる本。
1万人の人口に対し、年間100万人の観光客がやってくることは素晴らし...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年07月30日
人口1万2千人の長野県小布施町に年間120万人の観光客が訪れると言う。人口の実に100倍の観光客が訪れるまちとはどんなまちなのか、その秘密を知りたくて読んだ。
作者は東京理科大学の教授で、「小布施まちづくり研究所」の所長も務める川向正人氏。
建築士の観点から、利便性ではなくデザイン性を重視したまちづ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年03月23日
<目次>
まえがき
第1章 北斎に愛された小さなまち
1.ヨーロッパのような印象深い景観
2.五感で楽しめる凝縮した集落
3.人口の100倍の観光客が訪れるまち
4.生きる工夫を求める気候と土壌
5.いにしえの「古いむら」と江戸初期の「新しいむら」
6.豪農豪商と江戸・京都ネットワーク
...続きを読む
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