こゝろ
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こゝろ

小説・文芸
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「こゝろ」は後期三部作の終曲であるばかりでなく、漱石文学の絶頂をなす作品。自我の奥深くに巣くっているエゴイズムは、ここでぎりぎりのところまで押しつめられる。誠実ゆえに自己否定の試みを、自殺にまで追いつめなければならなかった漱石は、そこから「則天去私」という人生観にたどりつく。大正3年作。(C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内文学
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    こゝろ
  • タイトルID
    :
    178578
  • 電子版発売日
    :
    2012年08月03日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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こゝろ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    常日頃考えていたことが言語化されるタイミングが、読んでいてとても多かった
    また、高校生の時に授業で教科書版に省略されたものを読んで、よく記憶に残っているフレーズも多かった
    明治の精神や、自分の心に殉ずることなど、考える余地のあるものが多い
    自分の不純さを自分が一番理解していて、それでいて(そこを隠して)相手に自分を受け入れてもらおうとする自負に辟易していたのでよく刺さった
    また、(法律的、実際的に)義務でなくても、そうしないといけないと強制的に(自分で)自分を縛り付けているものがあるのならそれは、ある意味それは義務であると常々考えていてそれの是非もよくわからない(明治の精神と一緒で)
    正解の道から逸れてしまって、道に戻ることは可能ではあるが、そこには痛みが伴い、その痛みは自分にとって尋常でないということもよくわかる
    叔父と私の本質的な醜さには違いがあると思ったけど、そこはまた考える余地がありそう
    なんか容量をえない感想を書いてしまった

    0
    2026年09月22日

    Posted by ブクログ

    学校の教科書で読んでから、本文が気になり読んだ。
    やっぱり、先生の死には最後まで理解はできなかった。しかし、どこか惹かれる魅力を感じてしまう。乃木希典が殉職してしまったように、渡辺崋山が死に際に邯鄲の画を描いたように。
    そんな話をこころは描き、今の時代でも読み継がれる魅力を持つのも事実。見えないこころの中に微かに見えるものはある。矜持である。Kが人生の矜持を捨てられないように、先生が人としての善良な思考を捨てられないように、あの本の人たちは矜持があるのだ。しかし、普遍な内容だからこそ誰もが持ち得ると考える。

    0
    2026年09月20日

    Posted by ブクログ

    人間の生々しさを存分に味わえる物語でした。先生程勉学に励んでいる物でも、恋1つで如何様にも生き方に矛盾をはらむのことができる。理路整然とした語り口で遺書は進んでいくけども、そこにはたくさん人としての間違いが転がっています。俯瞰して読めば、あぁ、ここでこうすればねー、と言えるのですが、自分が当事者だと絶対にそう正しく生きることができない。この作品から百余年、今でも名作と語り継がれるのは、人間の根底にある、愚かでどこか可笑しい「こころ」は変わらず、誰もが共感できるからではないかと思います。

    0
    2026年07月19日

    Posted by ブクログ

    『とにかく恋は罪悪ですよ。よござんすか。そして神聖なものですよ』

    先生が「私」に語ったこの言葉は、恋心が人の心を狂わせる一方で、どんな手を使ってでも誰にも譲りたくないという人間の強い気持ちが、愚かしくも、どこか尊いものであるということを暗示しているように感じた。

    物語の終盤で、人間は決して完全な存在ではなく、常に利己的な本能に振り回される哀しい生き物なんだと突きつけられ、息苦しさを覚えた。だけど、どこかで救われるような、ほっとする感情も覚えた。人間とはそういうものだ、と誰かにそっと肩を叩かれたような感覚に近い。

    生々しい人間のリアルな葛藤が、これでもかと描かれる本書。先生が私に伝えた心情が、いつまでも胸に突き刺さる物語だった。

    0
    2026年07月05日

    Posted by ブクログ

    日本文学の金字塔。

    まるで、人のエゴそのものを覗いているようでした。人というのは、いつの時代も変わらない、変われないものだなと。また数年後、読み返したくなる時が来そうです。

    0
    2026年06月07日

    Posted by ブクログ

    解説を読むと、第3章だけでひとつの作品だったようだ。
    この章だけで、作者の言いたいことは完結していると感じられるが、1章、2章が加わることによって、小説然とした作品に昇華されている。

    張り巡らされた伏線回収というものではないが、1章での先生との会話での疑問が解けていく心地良さが感じられる。しかし文章自体はたいへん居心地が悪い。

    この複雑な感情は、最近読んでいた小説では感じられない新鮮さだった。

    今回、この作品は音読した。
    現代では使わない言い回しや単語があるのは想定していたが、送りがながかなり独特で、何度も読み直した。
    これは時代のものなのか、漱石独自のものなのか、本を読んできていない私には分からない。
    黙読よりも、おそらく倍の時間はかかったが、時代の空気を感じられた気がするので、古い作品を読む時は今後も続けよう。

    0
    2026年06月01日

    Posted by ブクログ

    夏目漱石の本、初めて読みました。
    数ページは文体の読みにくさがありましたがすぐに慣れました。
    わかりやすいけれども深みのあるストーリー。

    0
    2026年05月25日

    Posted by ブクログ

    知らぬが吉とはこういうことか、Kも先生も真心があり人間だからこその拗れ方で、人間味というものを一番濃いかたちで感じました。
    いつか読み返したくなる時が必ず来るな、という本です!

    0
    2026年05月05日

    Posted by ブクログ

    一言感想
    「知らないってある種救い」
    長文感想
    今回で2回目の読破
    前に読んだ時は第二章的なポジションの「両親と私」パートあんまおもんないなって思ってたけど今回は面白かった。その理由が2週目だからなのか、高2の時に比べて何かが成長したからなのかは正直わからない。
    先生が私に過去を話す気になったのは先生と私の間に大きな出来事が起こっておらず、語弊を恐れずにいうならば私が先生のことを何も知らなかっただからなのではないかと思ったりした。
    奥さんが、私が、Kが、知らない情報が先生を苦しめたり助けたり(?)してたなぁと思いました。
    中学時代の友人に見せてる一面を高校時代の友人に見せたくないなとか、逆にこの話は高校時代の友人には話したいけど中学時代の友人には話したくないな、って出来事とかもあったりするので先生も似た心境だったのかはわからないけどそういうことなのかなって2026年の自分は解釈したいと思います

    それはそうとしてめっちゃ分厚い遺書送るぐらいだから先生も私に対してなんかしらのクソデカ感情は抱いていたんだろうかなどと

    0
    2026年04月20日

    Posted by ブクログ


    ★5.0

    「私」と「先生」、そして先生の親友であるKを中心に、人間の心の奥にある孤独や罪悪感を描いた作品。友情と裏切り、愛とエゴ、そして近代という時代の中での人間の孤独を深く描いた小説。

    高校の時教科書に載ってて面白かったから全部読んだ。
    人間の複雑な気持ちの変化とか弱さ、孤独、罪の意識とか心の深淵を捉えていて、すごく好き。
    昔の恋愛がどんなだったか分からないし、先生とKの恋愛に対する思いの深さは計り知れないけど、恋愛に関しは、行動したものがちだと思ってる。口で言ってたって意味ないんだよ先手必勝。

    ✍︎精神的に向上心のない者は、ばかだ。

    #さとの本棚

    0
    2026年03月31日

こゝろ の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内文学
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    こゝろ
  • タイトルID
    :
    178578
  • 電子版発売日
    :
    2012年08月03日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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