こゝろ

こゝろ

352円 (税込)

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「こゝろ」は後期三部作の終曲であるばかりでなく、漱石文学の絶頂をなす作品。自我の奥深くに巣くっているエゴイズムは、ここでぎりぎりのところまで押しつめられる。誠実ゆえに自己否定の試みを、自殺にまで追いつめなければならなかった漱石は、そこから「則天去私」という人生観にたどりつく。大正3年作。(C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved

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こゝろ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月13日

    何回も何回も読んでる作品。読む度に新しい発見と感じ方がある大好きな作品。心理描写が丁寧で読みやすかったです。

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    Posted by ブクログ 2024年04月06日

    誰もが知る名作ですがきちんと読んだことがありませんでした。
    娘からの薦めと、「舟を編む」劇中セリフの
    「遺書長すぎでしょ」が気になり読み始めました。
    書いてある文字を読んでいるだけなのに、
    登場人物の「こころ」が手に取るように分かる。
    先の展開をこうなるんじゃないかと推理しながら読みました。
    私の「...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月02日

    先生のKに対する、複雑な、そして根源的な、嫉妬や信用や不信といった、こころの揺れ動き、そしてその残酷な結果を十字架に、行きつづける業の深さの描写が、まさに名作。

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    Posted by ブクログ 2023年11月26日

    先生に大注目して読みました。先生の苦しみが分かる所もあれば、分かろうとしても分からない部分もある。前半に焦らされて焦らされて「先生早く答えを・・・!」となりつつ、後半は遺書の膨大な量に圧倒されました。非常に考えさせられる一冊!

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    Posted by ブクログ 2023年10月16日

    高校の現代文の授業から興味を持ち、個人的に読んでみたところ大当たりでした。登場人物の関係性や過去から今に至るまでの出来事全てに興味を持って読めました。
    先生の性格は私はみてる分には好きです。

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    Posted by ブクログ 2023年05月13日

    この作品の愛ゆえに、先生に対してかなり辛辣な感想になってます。
    不快に感じる可能性のある人は、読むのをお控えくださいm(_ _)m


    …………………………………………

    只今、私38歳。
    この歳になって何度目かの再読で、新しい側面発見しまくり。
    こころって、こんなに人間の身勝手さ、エゴの強さを見せ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年05月10日

    夏目漱石「こゝろ」読み返してみた。
    思った以上にドロドロだったわ。
    そしてやはり名作。
    高校生の頃に読んだ時とは、また違った感じ方ができて新鮮だった。
    先生、生きるのきつかっただろうな。
    でも一番の被害者?は、やはりお嬢さんかと。
    男性主体のお話だわね。

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    Posted by ブクログ 2023年03月24日

    もともと別の話予定だったので、3章それぞれが少し違ったテーマ性を持っているように感じた。有名な最終章では主に自尊心による心の機微が描かれていて、高校生の時読んだ時とは感じ方が大いに違って面白かった。

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    Posted by ブクログ 2023年02月20日

     浜辺で出会った「先生」には薄暗い影があり、「私」が予想したとおり、「先生」は過去に翳りを持つ人物でした。

     誰もが一度は目にしたことのある、夏目漱石の小説『こころ』です。私が初めて読んだのは教科書で、『先生と遺書』の抜粋でした。
     今回、大人になった今もう一度読んでみたらどう感じるだろう? と思...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年09月28日

    高校の国語の教科書でこの一説が扱われていた。あれから7,8年経ったけど、今読むと自分なりの解釈が生じたりや感動が得られるなどして、高校生の時の自分より、少しは人生経験が豊かになり、人間的に成長できてるのかなあ、なんてちょっと嬉しくなった。百年以上前に書かれた作品だけど、現代の人間関係にも違和感なく通...続きを読む

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