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Posted by ブクログ 2021年05月08日
ハードカバーからの再読。以前ハードカバーで読んだときは初の京極夏彦で、旧字体や京極夏彦独特の文体に、読むのに時間を要したが、再読までの間の時間に、いくつか京極さんの本を読んだおかげか、比較的すらすら読むことができた。妖怪話をもとに、人間の住まう『現実』を明らかにする、御行又市とその仲間たちご一行の活...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年07月20日
京極さんもこれで何冊目だろうか。これもおもしろかった。キャラがいいですよね。
ネットで調べてみたらこれはアニメになったみたいですね。大人の日本昔話として多くの人に普及させてほしい。
妖怪って昔は恐れられていたんだろうけど、江戸時代ではやっぱり娯楽や金儲けの道具だったんだろうと思う。心霊写真という...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年09月18日
大好きなシリーズの再読です。妖怪に興味を持って、少し勉強していたのですが、それで読むとまた別の目線から見ることができました。
今まで、小説の中に登場する妖怪は初めて知るものが多く、名前を見て「ふーん」と思う程度でしたが、なぜこのタイミングでこの名前が出てきているのか、妖怪の由来を知った後だとそれ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年06月15日
一見、不可解な事件を、小悪党の御行一味があやかしに見立てて鮮やかに決着させる。変幻自在な語り口で物語を紡ぐ著者の筆が冴え渡っています。
江戸時代末期の天保年間。怪異譚を蒐集するため諸国を巡る戯作者志望の青年・山岡百介は、雨宿りに寄った越後の山小屋で不思議な者たちと出会う。御行姿の男・小股潜りの又...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年06月04日
再読。
改めて巷説百物語シリーズを「遠巷説百物語」まで揃えたので、第一巻の本作から読み始める。
物怪話しにからめて、世の悪人悪事をバッサバッサと切っていくその手際がまことに鮮やか。又一はじめおぎん、治平がなんとも魅力的で引き込まれる。
どういうふうに落とし前をつけるのだろうという話もあるが、又一...続きを読む
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