スローカーブを、もう一球

スローカーブを、もう一球

594円 (税込)

2pt

たったの一球が、一瞬が、人生を変えてしまうことはあるのだろうか。一度だけ打ったホームラン、九回裏の封じ込め。「ゲーム」──なんと面白い言葉だろう。人生がゲームのようなものなのか、ゲームが人生の縮図なのか。駆け引きと疲労の中、ドラマは突然始まり、時間は濃密に急回転する。勝つ者がいれば、負ける者がいる。競技だけに邁進し、限界を超えようとするアスリートたちを活写した、不朽のスポーツ・ノンフィクション。

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スローカーブを、もう一球 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年07月21日

    人の生活、人生とスポーツの絡め方が絶妙です(^^)人間模様が織り成すドラマに、読み耽ってしまいました

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    Posted by ブクログ 2023年03月22日

    「山際淳司」の、スポーツノンフィクション作品集『スローカーブを、もう一球』を読みました。

    「山際淳司」作品は、昨年12月に読んだ『みんな山が大好きだった』以来ですね… スポーツ関係の作品が続いています。

    -----story-------------
    たったの一球が、一瞬が、人生を変えてしまうこ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年05月04日

    この本を手にしたのは、『「考える人」は本を読む』(河野通和)のなかで紹介されていたのが直接のきっかけだったけど、この本のなかに収めらている『江夏の21球』で話題になってテレビでも盛んにとりあげられていた大学生時代、読んでみたいと思いながら、そのまま忘れていた作品でもある。

    この本のカバーの裏に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年10月07日

    登場人物が愛おしくてたまらない。スポーツ=スター選手はもちろん大事だし、期待しちゃうが、だって人間だもの。選手一人一人に人生があり、物語がある。著者の暖かい眼差しがいい。

    0

    Posted by ブクログ 2014年10月11日

     山際淳司さんも「パック・イン・ミュージック」を聞いていたのかもしれない。本書に収録された「たった一人のオリンピック」を読んでそう思った。野沢那智&白石冬美の深夜放送「パック・イン・ミュージック」で「ボートの津田」が話題を呼んでいた頃、よく聞いていた。津田選手はある日突然、「オリンピック選手になろう...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年09月06日

    大学生以来2回目。前回読んだ時にはなかった味わい深さを感じた。
    ステージの高さとか、才能の多寡とか、享楽的とか、献身的とか、主人公たちの境遇とスタンスの違いを超えて、『ああ、スポーツって全部最高だな』って思った。
    今の自分は誰のスタンスに近いんだろう?

    0

    Posted by ブクログ 2014年03月19日

    ノンフィクション作家山際淳司を有名にした、
    デビュー作の江夏の21球を読んでみたかった。

    本書は、江夏の21球を含む、8作品が収められている。

    江夏の21球、しびれた。
    スポーツのノンフィクションにはドラマがある。
    現実はドラマに満ちている。

    勝負をめぐる攻防。
    それは、見方のベンチも、エース...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年12月15日

    高校生のときに、毎月1冊国語教師指定の本を読んで
    感想を書くという課題?のようなものがあって
    その中に含まれていた一冊。

    読んだときに強烈な印象を受けたので
    ずっとこの本のことは頭に残っていたけど
    最近野球に目覚めたことをもあり、
    今回再読してみることにした。

    スポーツルポルタージュというかスポ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年08月15日

     私は角川文庫が苦手である。
     決して社風が苦手とか、「あそこのレーベルはろくな本がない!」というわけではない。そうではなくて、なんだか、読みにくいのだ。それが文字の大きさなのか、フォントなのか、レイアウトの仕方なのかは、わからない。深く研究したことはないが、これはもう、相性、としかいえない。
     少...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年09月13日

    「江夏の21球」目当てに読んだ本だったが、さすが、スポーツノンフィクションの金字塔と呼ばれるだけの事はある。
    あまり知らないマイナースポーツでも魅せるチカラが宿っている。
    強いて言えば、ある一定の古い年代に偏っている事だけが難点。

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