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サルスベリの幹が冷やっとするのは? 落葉するハンノキが紅葉しないのは? 銀座にヤナギなのは? 葉や枝、幹や根の構造やはたらきなどの基本を学び、いろいろな木を見、触れながら、種類による個性に注目すると、動かない木たちがいきいきと見えてきます。Q&A方式も使い、木の見方とうんちくが楽しく学べる本。
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Posted by ブクログ 2018年05月20日
木に興味を持つのにちょうど良き一冊かと思います。 針葉樹と広葉樹の、水の伝え方の違い(師管道管と、仮道管)と、凍裂への強さのくだりが面白かった。
Posted by ブクログ 2011年06月08日
樹木に興味がある人には是非読んでほしい本です。 森林インストラクターをめざす人、樹木医をめざす人には最適ではないでしょうか 木の見方とうんちくを学ぶことができます。
Posted by ブクログ 2020年06月26日
トピックのひとつに、巨木になる条件がありました。その育ち方、年輪の重ね方についてです。日陰ですこしづつ育った木は年輪が細く堅くしまっていて幹が強い。そのように育った木が、周囲にあった巨木が倒れるなどして急に日あたりのよい条件になって急成長しても、芯がしっかりしているから幹が弱くならず、しっかりと枝葉...続きを読むを広げることができるのです。こういう木は、巨木になる素養がある。逆に、植林して下刈りをし成長を早めた木は年輪が広く、柔らかい材になる。材にしたときの強度に問題は無いのですが、生きている状態だと腐朽が進みやすく、長生きできない。つまり、生育を早くして幹を早く太くした木はそのぶん、腐りやすくなる。こういう木は、巨木になれません。このような話は、人間の生き方にもアナロジカルに感じられませんか。こういう文言もありました。「シンプルな構造であるほうが、環境の変化に適応しやすい。」樹木に対する言葉なのですが、それでいて、人間の生き方へのヒントにもなるような気がしてきます。このようにして、人生訓のように考えてみることができるトピックがあります。それとは別に、雑学的な刺激となるトピックもあります。
Posted by ブクログ 2013年05月29日
児童書。口語体で読み易い。 自然というよりは、植えた木や里山とどう暮らしていくか。というかんじ。 植物て動けないからこその柔軟さがすごい。
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