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Posted by ブクログ 2014年01月15日
木村さんの作品は二作目。
前回読んだ「夜の隅のアトリエ」が重苦しい雰囲気を持っている読む人を選びそうな作品だっただけに、軽く衝撃。
ずいぶんとライトタッチ。
だってタイトルが「春待ち海岸カルナヴァル」だもの。
カルナヴァルはカーニバルの事。いかにも楽しそうじゃないか。
おそらく南伊豆辺りを舞台にし...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月31日
もはやペンションものというのはひとつのジャンルですね。
井上荒野「ダリヤ荘」と、シチュエーション的には近いですが、
こっちはほのぼの系。
木村紅美さんひさしぶりに読んだけれど、
こういう雰囲気のは読んだことなかったから意外でした。
茅野さんが1Q84牛河のイメージで固定されてしまい大変なことに。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年03月17日
海岸べりの小さなホテルでの、経営者の姉妹と母親、そして彼女たちを取り巻く人々との日々を綴った物語。父の死から始まる数々の挿話は、派手な事件ではないけれど、日々のなかで起こりうる人々の些細で、けれど大切な気持ちのゆらぎを、丁寧にすくいとっていて、寄り添うようなやさしさを感じました。
主人公の紫麻のひそ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年06月25日
可愛らしい装丁に惹かれて手に取った読者は、きっと読みながら主人公のキャラクタとのギャップに違和感を覚えたんじゃないでしょうか。私はそうでした←
父親がある日突然亡くなり、母親も調子を崩したため、ホテル・カルナヴァルをイケイケ()な妹とその娘と共にやりくりしなければならなくなった主人公、紫麻。
40...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年05月08日
アラフォーで未婚の主人公、紫麻。
そんな彼女の平凡な日々とちょっとの刺激。
海辺のホテルというロケーションに
過去の恋愛が垣間見えたり、ちょっと新たな恋の欠片が舞い込んできたり。
シチュエーションは楽しそうなのに、なんだかずっとくすんだ色の日々が描かれた小説。
進みもせず、戻れもせず、ただその日そ...続きを読む
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