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Posted by ブクログ 2021年12月26日
技術、知識に捕らわれない、もう一歩進んだ価値観を持つために必読の書です。
論語、中庸、大学と、孔子に連なる本を読んでいたところ、友人から「バランスを取るために老子も読んでおいた方がいい」と薦められました。
読んでみて納得です。
万物斉同(すべてのものはすべて1つである)という万物一元論を基に、孔...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
中国古典は読もうと思いながらもなかなか読めずにいました。
現代語訳もついて有名な老子、荘子の文を厳選したのが本書です。ビギナーズクラシックというシリーズの名の通り初心者向けでとっつきやすい
無為自然を説き人間のありのままの姿で生きるべきであると説いた老子
善悪、生死などの価値はどちらがより...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年06月05日
高校生のころ、授業で少し荘子を読んで以来。
荘子の方が書物としてもボリュームが多いはずだけど、この本では老子の方により多くのページが割かれている。
聞いたことのある故事成語や言葉が、老子からたくさん出ていることにも驚いた。
胡蝶の夢の話を、長らく一種のファンタジーのように理解してきた。
本書を読ん...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年03月20日
これはなかなかいい。角川ビギナーズクラシックスは、いきなり現代語訳を読ませてまず内容をつかませる、という芸風があまり好きになれなかったが、これは硬派にまず書き下し文から入る。随所にあるコラムも面白い。ボリュームが少ないので完読の達成感が得られやすいところも子どもにもおすすめ。私のお気に入りは、秋水編...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年08月02日
老子と荘子のエッセンスを1冊にまとめています。
「ビギナーズ・クラシックス 中国の古典」の1冊で、入門書としては野末陳平の本と並んで最適かもしれません。
老子も荘子も、ユーモアとはいっても、なまぬるいものではありません。
辛口の批評を「飄々」とした乾いた笑いでコーティングしているのです。
オ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月27日
あんまり高校の授業でも時間を割いて習わないであろう老荘思想。けれど、中国思想史においては儒教に並んで大切な思想、ということがわかった。特に、李白や白居易の詩句に『老子』『荘子』の一説を踏まえた表現があることが解説されていたのが良かった。士大夫のA面は『論語』で出来ていて、B面は『老子』『荘子』なんだ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年11月22日
古文調→現代語訳→漢文の流れで構成。途中まで古文は頑張ったが、正直ちっとも分からないので途中でギブアップ。
老子は、本人が後世に伝える気がなかったというだけあって、なんでそんなことを言い出したのかちっとも共感できず…荘子については色々な解説本を読んでいたので概ね理解できた。
なかなか最初から原文を読...続きを読む
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