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Posted by ブクログ 2020年04月26日
やはり、深い著書だった。
一つひとつの事象を突き詰めると、お金で買って良いものと良くないものがあることがわかる。
普段、そのことを意識することができない。
市場の力は、とてつもなく強い。
意識することが、大切。
市場は立派な嗜好と低俗な嗜好を区別しない。
オフセットは危機をもたらしたりもする。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年12月09日
マイケル・サンデルによる、経済的合理性の追求が、人間本来の倫理観や慈しみを腐敗させていくという論の本。
帯からして、重厚なメッセージ。
「金融危機の際に『強欲さ』が一定の役割を果たしたことは確かであるものの、問題はもっと大きい。この30年のあいだに起こった決定的な変化は、強欲の高まりではなかった。...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年12月26日
市場主義が行き過ぎたらどうなるのか?市場主義vs社会道徳・市民善はどこで線引きされるのか?と言ったことを考えさせられる内容でした。
アメリカで実際にあった様々な事例(どんなものが売られていて、どんな反応であったのか)が紹介されていて興味深かった。
<覚えておくこと>
・罰金vs料金
ースピード違...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月06日
市場主義の問題について、実際に行われている市場取引の例を挙げて述べている本。
まず驚いたのが、そんな事をお金で取引しているの?と思う事例が非常に多かったこと。じっくり読むと取引する双方にメリットがある内容なのでなるほどと思うが、道徳的には?と思うものが極めて多い。世の中は知らない事ばかりだなぁと改め...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月13日
けっこう前に出た本だが、普遍的なテーマを扱っているので、今読んでもいろいろと考えさせられる。
これまで価値のなかったものに値段がつけられ、需要と供給が生まれたケースは、今も増え続けていると思う。
本の中で扱われた列への割り込み、命名権などは、今日本でもそれほどの忌避感もなく受け入れられているような気...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年09月08日
「実力も運のうち」が面白かったので、サンデル教授の過去本を読んでいます。
お金と道徳という問題。お金で買う・売るという行為が入ってくることで、道徳的な「善」が失われてしまう。
腎臓、幼児、入学試験、爵位、スポーツ選手のサインなどなど。名誉とされるものも売買対象になると。。。
チケットを転売する。腎臓...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月31日
「ハーバード白熱教室」「これからの『正義』の話をしよう」のマイケル・サランデルの経済と市場と倫理の話
何度も読み返したり、読み直したり、考えたりしすぎてなかなか読み終わらなかったけどやっと読み終えた~というか読んだだけなのかもしれん。
私たちの生活に密着した「市場主義」
世の中にお金で買えないも...続きを読む
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