悲から生をつむぐ 「河北新報」編集委員の震災記録300日

悲から生をつむぐ 「河北新報」編集委員の震災記録300日

1,320円 (税込)

6pt

5.0

東北は新しい春を迎えるというのに、時はまだ止まったまま、「3月11日」がずっと続いている。地元紙の人間もまた、取材者でありながら、被災の当事者となった。被災地の人々は「3月11日」以後をどのように暮らしたのか。2011年度新聞協会賞を受賞した「河北新報」の連載記事担当デスクが綴る“希望と再生の物語”。「被災者に寄り添う」という言葉の本当の意味がここにある。

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    Posted by ブクログ

    地方紙の大先輩である河北新報社編集委員の寺島英弥さんによる、東日本大震災の取材記録。

    容赦ない現実がつづられている。津波に流され、生きのびた男性。妻を失った農家。計画避難でいつ帰ることができるのか、不安に揺れ続ける女性。それでも、自責の念に苦しむ農家は「俺には、まだ、やることが残っている」と泣きし

    0
    2013年01月01日

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