イワシはどこへ消えたのか 魚の危機とレジーム・シフト
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イワシはどこへ消えたのか 魚の危機とレジーム・シフト

990円 (税込)

4pt

3.2

イワシが獲れなくなった。全国水揚げ量はピーク時の一六〇分の一となり、すでに私たちにとって身近な魚とは言えなくなりつつある。一方で、サンマは豊漁が続いている。なぜこのようなことが起こるのか。本書は、九〇年代以降、定説となった「レジーム・シフト」による魚種交替という考え方をわかりやすく説明し、水産行政や地元産業への影響を通して、人類の共有財産である水産資源をどう守っていくかを考える。

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イワシはどこへ消えたのか 魚の危機とレジーム・シフト のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    ●レジーム・シフトという言葉を初めて聞いた。イワシの不漁が続く中、一方でサンマは豊漁が続く。その理由を「レジーム・シフト」という考え方で説明ができるという。

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    2019年12月05日

    Posted by ブクログ

    地球規模のシステム変動をさす「レジーム・シフト」。それは海の中で魚種交代という形で現れる。
    過去を振り替えるとイワシから始まり鱈やさんま鮭など漁獲できる量と場所がこんなにも大きく変動しているとは思わなかった。 特にショッキングだったのは釧路がいつのまにか漁獲量一位の座を明け渡していたこと。またレジー

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    2021年08月08日

    Posted by ブクログ

    乱獲とレジームシフトの双方から、漁業資源の保存管理を考える。
    結構いろいろな水産学者の意見が分かって面白いのと、水産庁の政策に関して章を割いてるのがありがたいかな。

    以下は本論とはあまり関係ないけど。
    政治や業界団体の圧力に対する批判はわかる。
    でもそういうのも込みで「民主主義」なんだから(民主主

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    2009年10月28日

    Posted by ブクログ

    ★気候変動は魚にも響く★イワシは消えた、その代わりにサンマは増えた。乱獲だけでなく、気候変動(温暖化)により海水温度が変わることで、それに適した魚種が増える。日本人学者が提言しいまや世界で認められた「レジーム・シフト」を北海道新聞の記者が解説する。要点は極めてシンプル。平易な文章で分かりやすいが、最

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    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    [ 内容 ]
    イワシが獲れなくなった。
    全国水揚げ量はピーク時の一六〇分の一となり、すでに私たちにとって身近な魚とは言えなくなりつつある。
    一方で、サンマは豊漁が続いている。
    なぜこのようなことが起こるのか。
    本書は、一九九〇年代以降、定説となった「レジーム・シフト」による魚種交代という考え方をわか

    0
    2011年04月05日

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