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自分とは何か。なぜ宗教は生まれたのか。人を殺してはいけない理由は何か。何となく幸福じゃないと感じるのはなぜなのか……。読めば聡明になる、悩みや疑問に対する哲学的考え方。
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Posted by ブクログ
哲学はどの本を呼んでも何だかいまいちよくわからなかったが、さすがに中学生向け(?)の哲学「超」入門なら少しはわかるかもしれないと思い読んでみた。結果、ほぼすべてにおいてなるほどと思える素晴らしい内容だった。 自分とは何か?世界とは何か?哲学とは何か?宗教と哲学との違いは何か?社会とは何か?幸福とは...続きを読む何か? といったことがらについて、著者の生い立ちからはじまり、地に足をつけてわかりやすく書いている。(…といっても中学生にはかなり難しいと思うが) その中で著者が最も伝えたいことは「自分の意志をもつこと」で、それは、自分の幸福の条件を、才能や運に委ねるのではなく、自分で自分の「自由の条件」を考えて作り直すということだ。 私たちは知らず知らずのうちに、自分ではなく他人が欲しがるものを高い価値があると思いこんでしまうが、それを手にすることができるのは実際は2割くらいしかいない。幸せになるには、他人の欲するものを欲する「一般欲望」ではなく、「自分の意志を持つこと」が必要。そしてそれによってはじめて生きる意味を見いだすことができる。 とても勉強になった。よくわからなかった哲学が少しだけ身近になった。今後の探求の大きな手がかりになりそうだ。
哲学はなんぞやからはじまり、哲学と宗教の違いなど、哲学書を読む前に全体を俯瞰するにはもってこいの本です。 歴代の哲学者や哲学の歴史など、流れが分かった上で詳細な内容に入っていくべきと再認識。 ちくまープリマー新書、なかなかやりますね!中学生が読んで理解できるかは不明というとかなりマイノリティーにな...続きを読むると思います。 哲学とは、ものごとについて「自分で考える方法」である。 哲学の方法の本質は、物語ではなく概念を用い、さまざまなことがらについて「原理」を少しずつ推し進めて、多くの人間が納得できる「共通理解」を作り上げてゆく方法である。 哲学は、答えがでない問題をどこまでも考える学問だというイメージがあるが、それは形而上学にはまりこんでいたときの哲学であって、現在はそんなことなないらしい。(カントが形而上学を終わらせたとか) 形而上学とは、形として見えるものの向こう側にある、見えない世界についての知識、学という意味。 プラトン、カント、ニーチェ、ハイデガー読んでみたいと思いました。 この著者 竹田 青嗣さん、かんなり分かりやすい☆この人の本にはまりそうです。 「とことん壊れる経験がないと、世界はふかまらない」
著者が哲学に入った動機が、人生での挫折体験や、失恋のショックなどの、等身大の体験であったことにとても共感できて、すんなり中身を読み進めていけた。面白かったし、分かり易かったです、
この本だけではなく、竹田青嗣さんの本はとても読みやすい。中学生からとなっているが、内容的には大学生ぐらいの悩み始めた世代が対象かなという感じ。
中学生からのなのに難解で大変でした。おそらくこの分野の読書量が足りず、頭ん中が耕せてないのですね。だから今はどんどん読むのみです。 それでも哲学を宗教や経済を絡ませて多方面から語られていたので、興味は刺激されました。面白い感覚です。
タイトルに中学生とありますが、実際は過去の哲学者の概要とともに自分が哲学にどう向き合うべきか?が深く書かれています。 ある程度難解でしたがこれから本格的な哲学書を読むのにまずは手馴しになります。
【2回目】8/23から全5回にかけて実施した、オンライン読書会で講読したテキスト。ここでも「これは自力での達成だ」と思っていたことを何点も見かけることとなって、びっくりさせられた。自分を「よく」知るということは、自分の欲望のあり様を知ろうとすることに他ならないのだと、改めて感じ入った。特定に個々人の...続きを読む内側で、哲学的思考が芽生え、成長していく様を、ご自身の経験に即して語られているところは、とてもよかったと思った。
自由を得るために必要なことは何か? 自由とはどいうものなのか?知ることから始まる。 歴史の過程から、今では経済的な背景 自由恋愛 職業の自由 社会的承認 ガウェインの結婚
中学生が理解できる哲学の本だと思って読み始めたが時間がかかったぁ(汗) 現代社会においては、自由すぎて何が「自由」なのか、豊すぎてどこに生きる意味があるのかも、うまくみえない。その環境で「自分の意思をもつこと」ことが、現代社会に生きる私たちにとっての最大のテーマなのだと。
とっつきにくい哲学をわかりやすく書いた本。著者によれば哲学も宗教の科学の違いは世界の説明の方式。その中で哲学は人々の異なる信念や価値観の中から共通項を取り出すような考えだと述べる。違う言葉でいえば、自己を押し付けるのではなく自己と他者と相互承認のうえに哲学は成り立つ。 自分自身について自分で深く考...続きを読むえる方法が哲学のエッセンスとも説く。各々は・・したい や ・・になりたい といった欲望を持つが、それは各々の自己ルールによって規定されている。自分の欲望や自己ルールを省みることが自分の意志を持つということである。
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中学生からの哲学「超」入門 ――自分の意志を持つということ
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竹田青嗣
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