歴史のなかの天皇

歴史のなかの天皇

902円 (税込)

4pt

4.0

「天皇」という語がはじめて使われたのはいつか? かつての女性天皇はどのような背景のもとに登場したのか? 1度も「王朝交代」を経ずにきたこの列島の王権のありかたは、世界的にもまれな歴史をもつ。東アジアをはじめ諸外国との関係も視野にいれつつ、卑弥呼の時代から昭和まで、「天皇」の系譜を1冊でたどる。

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歴史のなかの天皇 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    「天皇」という呼称は何故生まれたのか。「王」とはどう違うのか。何故こんなに続いてきたのか。「象徴」としての意味合いは具体的に何を指すのか。

    これらの問題は日本国内だけにその原因があるわけではない、ということ。東アジア圏内の日本(という国)のありようを考察して初めて、その回答を得られるということが解

    0
    2022年02月10日

    Posted by ブクログ

     さくさくと読める「天皇」の通史。

     特に専門の古代史は、東アジアとの関係を交えながら、大陸の王権との類似・相違を描く。
     王権の相続パターンや臣下との関係など、時代によって変遷しながら天皇制を支えるシステムが平易に説明されている。

     ただし、近代天皇制に関しては、ページ数の関係もあろうが、かな

    1
    2010年02月07日

    Posted by ブクログ

    天皇制の歴史の概説。広い視野で書かれながらもシンプルにまとまっていて入門書に適している。あくまで入門書なので、物足りないところ、説明の省かれたところは多々あるが、まあそれを自分で調べていくのが学問だしいいと思う。

    0
    2015年06月05日

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    「天皇」という語が初めて使われたのはいつか。
    「女帝」はどのような背景のもとに登場したのか。
    「王統」はどのように受け継がれてきたのか。
    練達の日本古代史研究者が、東アジア世界との関係を視野にいれつつ、卑弥呼の時代から現代までを通観し、「天皇」の歴史をたどる。
    この列島の王権のありかた

    0
    2011年05月16日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    倭の五王に始まり、天皇号を初めて名乗ったとされる天武・持統、唐風をめざした奈良時代の天皇たち、摂関家に操られた藤原時代の幼帝たち、天皇家簒奪を狙った足利義満、信長・秀吉・家康に相対した正親町・後水尾たち、天皇号を再興させたという江戸後期の光格・・・。そして激動期を過ごした明治・昭和天皇。過去の天皇家

    0
    2013年08月19日

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