この腕がつきるまで 打撃投手、もう一人のエースたちの物語

この腕がつきるまで 打撃投手、もう一人のエースたちの物語

726円 (税込)

3pt

3.5

喝采なきマウンドに男たちのドラマがあった。自らの栄光でなく、チームのためにひたすら投げ続けるもう一人の「エース」――人はそれを打撃投手と呼ぶ。「日本の練習時間の長さ」という特殊事情が生んだ、日本にしかない職業。イチロー、松井秀喜、清原和博、王貞治、長嶋茂雄……プロ野球に輝く大打者の記録、そしてチームの栄光。すべては彼らと共につくられた!! プロを貫く“選手たち”の矜持と生き様を描いた傑作ノンフィクション。

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この腕がつきるまで 打撃投手、もう一人のエースたちの物語 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年03月18日

    打撃投手。対する打者が打ちやすい球、所謂死んだ球を投げるのが仕事という宿命。投手というのは、いかに打者に打たれないかを考え、技術を身に付けるものだけに、根本的に矛盾する役割をこなすのは、まさに職人である。
    死んだ球といっても、一球一球に自分の生活がかかっているので、魂はこもる。この相容れない矛盾と戦...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年11月29日

    日本のプロ球団に所属する、打撃投手たちの話。

    専属の打撃投手って、日本球界独自のものだったのですね。
    知らんかったぁ~。

    そういえば、王選手の専属だった峰選手のエピソードは、小学校のときの道徳の教科書に載ってたな、たしか。

    このような裏方のスタッフがいるからこそ、世の選手は活躍できるわけで。
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    Posted by ブクログ 2011年11月14日

    単行本で一度読んだが、文庫化を機に、その後の彼らの紹介も付け加えられている。
    打撃投手という職種は、日本のプロ野球にしかないと知り、驚いた覚えがある。

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    Posted by ブクログ 2012年03月14日

    一人一人への取材は丁寧で、野球を愛する著者の想いが伝わってくるが、今一つ読みごたえがない。

    おそらく、打撃投手というものに対する一般論としての著者の考えが示されていないからだろう。

    いろいろないい話を見た上で、その制度やそれに従事する人々に対して、これだけの取材をした著者がどう考えているのかを知...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年12月25日

    読んだ。

    打撃投手にフォーカスを当てた本。
    読みながらTBSのバースデイを見てる気分でした。

    打撃投手の発祥、現役の選手が裏方の打撃投手に
    なる葛藤が克明に記されている。

    取り上げられた投手は知らない選手が多かったけど
    選手が優勝した時、打ったときに出るコメントに裏方さんに
    感謝という言葉が出...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年12月20日

    打撃投手、バッティングピッチャーの話。しかし、本のタイトルはもっと他に適当なものがあるだろうと思うのだけれども。
    日本のプロ野球で打撃投手を務める人たちなので、野球のキャリアは相当のものがあり、中にはドラフト1位で期待されながら入団したり、あるいは、実際に一軍で活躍した人たちもいる。元々打撃投手をキ...続きを読む

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