握りしめた欠片

握りしめた欠片

682円 (税込)

3pt

東北の都市、海斗市から沖合5キロの泥洞島。7年前、姉の美花が行方不明になった。高校2年だった。それ以降、父は休職し、母は新興宗教にすがる日々。家族は崩壊してしまった。そんなとき、島内にある観覧車から従業員の死体が発見される。被害者の所有していた小型船から見つかったのは、いなくなった姉の携帯電話だった……。複雑に絡み合う事件の真相とは。失った家族の絆は取り戻せるか。心揺さぶる、感動の傑作長編。

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握りしめた欠片 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2013年08月02日

    舞台設定から暴力やセックスを強く絡めたストーリーが進行するかと思いきや、予想外に落ち着いた作品で驚いた。
    細かく作り込まれた「陣地」の特異さが際立ちますが、実は少年が成長する物語でもあり、杜間を主人公とみればハードボイルドの風味もあり、いろいろな要素が楽しめます。
    最後が混乱気味なのが少し残念。

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    Posted by ブクログ 2013年08月02日

    たまにしか出ないけど100%面白い沢木文庫最新版。
    たまにしか出ないからか一作毎の進化がパネエす。
    これも前作までは無かった凄みすら感じる。
    殆ど5★なんですけどラストの展開がなあああああ

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    Posted by ブクログ 2013年07月05日

    ジャンルとしてはハードボイルドかな? オビは家族の絆推奨ですが、正直それ一押しという感じはしませんでした。でもでっかい意味ではみんな家族なのかな? 絆、は強くあります。
    家族の絆ということなら主人公は行方不明の姉を探し続けている家族(の中の弟とお父さんがメイン)になりますが、全体を通しての中心人物は...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月23日

    作者の力量は認める。筋の展開もほとんど読めない。ぐいぐいと読ませる。しかし読んだあとで忘れそうな物語

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    Posted by ブクログ 2019年05月05日

    沢木サンの描く「男」って魅力的で、時々、ハードボイルド作家風間サンを思い出すなぁ。藤間いいわぁ~♪1つの島の壮大な利権がらみと島の怪しい人々の話だけど・・・私は好きだったなぁ。

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    Posted by ブクログ 2018年10月02日

    特殊な場所、意味深な登場人物、過去の失踪、結構な素材が揃っているのに活かされてないような。 読むより映像で見た方が面白い気がした。

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    Posted by ブクログ 2015年11月26日

    何組もの複雑すぎる事情を抱えた親子が錯綜してそりゃもう大変。自分の小さい灰色じゃないお脳ではついて行くのにいっぱいいっぱい。
    あとでもっかい読むことにする。

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    Posted by ブクログ 2015年02月10日

    面白かった。・・・だけど、あともうちょっとって感じが否めない。登場人物の個性がいまいち薄い感じがした。

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    Posted by ブクログ 2013年12月31日

    昔ながらの『ハードボイルド』。嫌いではない。しかし泥洞島の設定がちょっとあり得ない気がして、いまいち入り込めず。

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    Posted by ブクログ 2012年09月26日

    暗いなあ~。陰鬱なんだよねえ。

    解説には夜明け前の暗さ、とあったけど、ん~。
    引き込んでくれなかったなあ。

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