動かない時計

動かない時計

880円 (税込)

4pt

-
0件

愛知県豊橋市を拠点に活躍する川柳作家・鈴木順子が、自ら歩いてきた激動の人生を、あるがままに17音の川柳として曝け出す第4句集。
最愛の存在である我が子を思い、母であり経営者であり表現者である著者が、家族や仲間に支えられ、明日のために再び立ち上がるまでの、平成30年から令和4年までの川柳の記録。
「今日は今日」「あのときの顔」「目覚めたら」「涙の味」「菜の花」「動かない時計」の6章構成。
あとがきの前には、著者が当時の記録をブログに綴った「当時を振り返って」が収録されている。
この本を手にとった人は皆、著者の人生の光と影を知り、17音にほとばしる痛みや慟哭、そして再生への渇望と鎮魂を真正面から感受し、しばらくその場に茫然と立ち尽くすに違いない。

バカヤローだったな華の大都会
おんなじだよと半分くれたけど違う
寝汗かく私は何も悪くない
諦めた訳ではないわゼロ地点
親不孝重ねられても愛おしい
母さんにやるよと動かない時計
もう仕事忘れなさいと夜が言う
繰り言の何を言っても還らぬ子
無念ではあるが諦めてはいない
楽しんで生きると決めたもう泣かぬ
娘からもう届かないプレゼント
着陸してみようか笑い声がする

...続きを読む

動かない時計 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

レビューがありません。

動かない時計 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

鈴木順子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す