イスラエルとパレスチナ 和平への接点をさぐる

イスラエルとパレスチナ 和平への接点をさぐる

990円 (税込)

4pt

3.7

イスラエル占領地ヨルダン川西岸とガザ地区で始まった大衆蜂起(インティファーダ)は、PLOに画期的な方針変更を打ち出させる状況をつくり、イスラエルには一部ながら、PLOとの対話を求める公然たる声を生み出した。
さらに、ユダヤ対アラブの構図から、当事者間の問題解決へと変わりつつある。イスラエルとパレスチナ双方で現地調査にあたった著者は、両民族の長い受難の歴史の終わりを願い、和平への接点の可能性をさぐる。

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イスラエルとパレスチナ 和平への接点をさぐる のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年03月09日

    本書は1989年に初版が出ており、30年以上が経過しているが、パレスチナ問題は基本的には解決していない点では今も変わらない。寧ろ今年はイスラエルがパレスチナからのミサイル攻撃に対する反撃を徹底的に実施し、大規模な地上軍まで展開するなど、大きな動きが起こっている点で、改めて問題の根の深さをまざまざと見...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年11月29日

    1989年に初版と古い本であるが、パレスチナ側、イスラエル側いずれかに偏ることなく、淡々と歴史的な背景が列挙されており、その問題点が分かりやすい。
    この地区の問題の根深さを理解するとともに、解決することの難しさを痛感する。

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    Posted by ブクログ 2013年07月09日

    このテーマは色々と本が出てますが、最近出版されたやつになればなるほど長い歴史を包括的に扱う必要があるためか、中東戦争の具体的な背景や、裏で手を引いた欧米諸国の思惑なんかがおおざっぱになるので、これぐらいの古さの本の方が面白かったりします。

    この本が出版された時点で当事者であった人々の多くは既に死ん...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年06月01日

    1989年の発行なので現在のイスラエル・パレスチナを知ることは出来ないが、両民族の対立の構図がバランスよく描かれている。流浪の民だったユダヤ人が、パレスチナ人という新たな流浪の民を生み出したのは歴史の皮肉か。

    0

    Posted by ブクログ 2023年04月01日

    古い年代に書かれた本で現在とは状況も異なるであろうが、イスラエル側、パレスチナ側どちらかの視点ではなく、平等に事実を淡々と書かれているのが良い。
    世界を正しく理解認識するにはテレビの偏向報道を見るより、この本のような事実を淡々と書かれた本を読むのが良い。

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    Posted by ブクログ 2021年07月19日

    ステレオタイプではいかん、と誰かに言われたか、言われなかったか?とにかく、知ったかぶりはいかん。ご存知「イスラエルとガザ自治区との爆撃戦」がいまひとつわからなくて。

     注意して!「イスラエル、ガザへの攻撃」とは書いてないよ。本一つ読んで何わかろう、だが、読まないよりはいい。結果には原因がある。

    ...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年04月03日

    [ 内容 ]
    イスラエル占領地ヨルダン川西岸とガザ地区で始まった大衆峰起(インティファーダ)は、PLOに画期的な方針変更を打ち出させる状況をつくり、イスラエルには一部ながら、PLOとの対話を求める公然たる声を生み出した。
    さらに、ユダヤ対アラブの構図から、当事者間の問題解決へと変わりつつある。
    イス...続きを読む

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