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高橋本など足元にも及ばぬ一冊。
勝者がいれば敗者がいる。
プロレスファンはプロレスの勝利に諸手を挙げ続けていた。
本書はその裏の、プロレスの罪を我々プロレスファンに突きつけるものだった。
Posted by ブクログ 2024年02月17日
増田俊也
『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』
世紀の柔道王木村政彦の生涯伝記。
柔道詳しくないので、こんな凄い人が居たのが驚きじゃった。
あのグレイシー一族の祖とも言われるエリオ・グレイシーの腕を骨折させた技が「キムラ・ロック」と技の名前になる程に最強の強さを誇ってた。
時代はプロレス...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月06日
自分は、プロレス中継がゴールデンタイムに放映されていた時代に小学生時代を過ごした世代です。
小学校の高学年の頃、クラスの男子の半分以上は熱狂的なプロレスファン。
学級文庫に「プロレススーパースター列伝」が置かれて回し読みし、プロレス雑誌やムックなどを通じて、プロレス界に伝わる歴史や伝説について学びあ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月19日
読書期間:2月7日~11日
最近読んだノンフィクションものでは文句なし、No.1である。2段組の700ページという大部であり、3連休をフルに使って読み切ったのだが、読み終わって、何をレビューすべきか迷っているうちに10日以上経ってしまった。
これまで木村政彦といえば、プロレス勃興期に力道山とともに...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年09月08日
木村の前に木村なく、木村の後に木村なし。三倍努力、負けは死を意味するとまで考えて勝負に臨んできた、鬼の木村である。
そんな最強木村が、なぜ力道山に負けたのか・・・。
18年の歳月をかけて辿り着いた結論に著者の筆も激しく揺れる。途中まではこんなに木村に思い入れてしまって大丈夫だろうかと思っていたが...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年01月07日
私の場合、特に格闘技が好きというわけではありません。この本を手に取ったのは、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞したベストセラーであったこと、ジャカルタ日本人会の古本市で50円で売られていたという理由だけです。ところが、読み始めたらやめられず、正月休みで完読してしまい、充実した読後感を味合うことができま...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年07月30日
★柔道からの熱すぎる思い★柔道の、木村政彦のすごさを伝えようとする「私」主語のノンフィクション。熱い思いを伝えるには、著者が出てきた方がいいのだろう。幅広いインタビューと資料収集は門外漢が読んでも納得する手厚さだ。力道山が体現するショーとしてのプロレスに、言説の分野で柔道(やアマスポーツ)が負けてき...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年05月08日
青春時代の多くの時間を武道に費やしたものとして驚愕の思いで読破しました。
この歳になって武道とは・・・・、強くなるには・・・・。少しわかったような気がします。
自分がやってきたことがいかに未熟であったかを思い知らされた。
木村雅彦の武道に対する真摯な姿勢と豪放な私生活。
時代が彼の人生を翻弄したのか...続きを読む
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