僕たちの終末

僕たちの終末

968円 (税込)

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二〇五〇年、太陽活動の異常により人類滅亡の危機が迫るなか、ネット上には〈宇宙船をつくりませんか?〉という怪しげなサイトが立ち上げられていた。詐欺とも思えるサイトの首謀者に接触するため、スタッフに応募した瀬河那由は、その人物が天文学者の神崎であることを知る。宇宙船を作るという無謀な計画に巻き込まれた那由は、父親と神崎とともに“ワールド・エンド・スペーストラベル”を立ち上げるが……。待ち受ける難問の数々を乗り越え、宇宙船を作り上げることはできるのか? 傑作長篇SF。

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僕たちの終末 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    世界の終末に向けて、宇宙船を作ろう!

    国や大企業や、そういったものの力ではなく
    民間のちっぽけな会社で宇宙船を作ってしまおうとする話。

    お金さえあればできるんじゃね?
    と思ったけど、まさにのそ資金調達が難関。
    なかなかに無謀なその計画に
    出資しようなんて酔狂もおらず
    設計図だって、造船請け負いの

    0
    2011年07月27日

    Posted by ブクログ

    近未来のSF長編。
    今回は地球脱出のための宇宙船作り。
    科学的にありそな内容となっています。

    子供たちのその後も続編としてでないかな。

    0
    2010年04月27日

    Posted by ブクログ

    表紙絵が野尻抱介の「ロケットガール」を思い出させる。 本屋で「電波男」の隣に置いてあって、ちょっと手に取り辛かった。。。 でも、買って正解でした。これは面白い。 家族経営のしがない人材派遣会社が、人類初の恒星間宇宙船建造を受託って、、、ありえないけど妙なリアリティを感じさせる設定が上手いなー、と。

    0
    2013年03月16日

    Posted by ブクログ

    地球消滅の危機が現実味を帯びる近未来を舞台に、氏が描く地球脱出計画。


    実際に起きたら。。。あんな光景になるだろうなぁと、確信してしまうのは何故?

    SFは未来に起こりうる可能性を描く物語だと私は思うのですが、氏の作品は秀逸です。

    秀逸なSF作品を読者に送り続けるかの堀晃氏が解説で絶賛!


    0
    2010年04月22日

    Posted by ブクログ

    この作者は「神様のパズル」以来気に入って読んでいる作者なのですが
    これは神様のパズルと同等かそれ以上の作品じゃないかと思います。
    正直なところ2作目の「救世主」だったかな…とにかくそれがあまり
    気に入らなかったので今回の本も買うのを少しためらったんですが
    買ってみて大正解でした。

    ヒトのもつモノが

    0
    2010年03月21日

    Posted by ブクログ

    近未来・・。
    南極大陸の氷を掘って過去の大気中のガスの成分を調べていた。
    「ここは、俺の居る場所ではない」
    天文学者である神崎正は、この計画の発案者だったがこの仕事を辞めて南極から出て行く。
    太陽が大きなフレアを起こし、地球に影響が出てきたのだった。
    今は、電磁波の影響がたまに出てるだけだ

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

     『神様のパズル』が面白かったので、こちらも読んでみた。『メシアの処方箋』につづく長編第三作目、メシア~にも興味あり、読んでみたい。SFなので内容は壮大であり夢がある。地球滅亡を前にして、恒星間宇宙旅行計画を実行に移すまでのストーリーである。

     アカデミックな用語をちりばめながらの、学園ドラマ風仕

    0
    2017年01月15日

    Posted by ブクログ

    これまでの作品は近未来程度の進化レベルでどうにか理解しながら楽しめたが、本作は恒星間移動の宇宙船まで突き抜けてしまったので、自分にはもう限界かな。
    最後まで読むのは苦痛の一歩手前でしたが、コンピューターが持つ人工知能(?)の中途半端さが可愛かったので救われました。

    0
    2013年02月06日

    Posted by ブクログ

    地球の終末2050年が舞台。 このままでは地球は滅亡するから宇宙へ逃げようとする人たちの話で、宇宙船作ることはもんのすごく大変なことがいやでもわかりました。
    主人公が主人公らしくなく周りの人物もまぁまぁアホで…おもろいやん(笑)ページ数が多いのと導入部分(宇宙船どやって作るか)が長いわりに実際作る話

    0
    2010年04月25日

    Posted by ブクログ

    太陽が膨張して、地球が危ない⇒自給自足型の宇宙船で逃げる。
    テーマは壮大ですが、ぶつかる問題は権力や倫理など日常的なところがいい塩梅です。
    特に、ラストの再起に臨む会話が好きです。

    0
    2010年02月04日

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