幕間のモノローグ

幕間のモノローグ

730円 (税込)

3pt

3.7

その“芝居”には、裏がある。巧妙にはりめぐらされた伏線を一行たりとも見逃すな。『教場』の著者が贈る、驚愕の連作短編ミステリ。顔を売りたいはずの「斬られ役」の俳優は、なぜカメラに背を向けて倒れたのか。俳優のマネージャーが「わざと」自動車事故に遭ったのはなぜか――。演劇学校の講師であり、ベテラン俳優でもある南雲草介は、ドラマや映画の撮影現場で起こるさまざまな事件やトラブルを鮮やかに解決していく。だが、演技に潜む「罪」を見抜く南雲にも、ある秘密が隠されていた。役者たちの「業」を描いた著者渾身の傑作ミステリ。

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幕間のモノローグ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月24日

    沈黙のスピーチ/一拍遅れのプロローグ/殺陣の向こう側/
    汚れ役の歌/黒い代役/白紙の応援歌/湿った密室/
    歪んだ凶弾/一拍早いエピローグ/ヘッドボイスの行方

    俳優の世界での日常に潜む謎を解くという設定?演劇学校の講師でもある南雲が探偵役を務める。
    知らない世界での知っているようで知らないことが面白...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月23日

    ベテラン俳優南雲草介が、ドラマや俳優学校で起こる事件に挑む。
    …と書くとミステリな感じだけど、どっちかというと人情もの的な内容が強めかも。連作短編集ではあるけど、結構独立した話のイメージ。
    俳優になるのは大変なんだな…

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2024年05月04日

    教場の作家、長岡弘樹氏の作品。
    芸能、舞台や映画の俳優が1話ごとに主人公になる。
    ベテラン俳優の南雲氏の鋭い観察眼と指摘。教場の風間公親を思わせる。
    一気読みできました。

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