妻に稼がれる夫のジレンマ ――共働き夫婦の性別役割意識をめぐって

妻に稼がれる夫のジレンマ ――共働き夫婦の性別役割意識をめぐって

935円 (税込)

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共働きが一般化し、女性の社会進出が進んだ現在、妻のキャリアを優先する家族が現れ始めた。バリバリ稼ぐ妻を支えるため、仕事を離れて主夫となり、子育てをメインで担う夫たち。収入が下がり、社会的な立場が不安定になったとき、彼らの胸の内に去来するものとは――。駐在員の夫として海外で暮らす「駐夫(ちゅうおっと)」と、キャリアを重ねる妻を持つ夫たち12人にインタビュー。稼ぐ力と男らしさを巡る葛藤と、自らの決断を活かして新たなキャリアを切り開く新時代の夫の姿が見えてくる。

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妻に稼がれる夫のジレンマ ――共働き夫婦の性別役割意識をめぐって のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年03月10日

    自分のこと、同僚のこと、部下のこと、組織のことにあてはめると、次々に改善したい点が出てくる。とても勉強になりました。途上国 駐夫編もお待ちしてます。

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    Posted by ブクログ 2024年04月30日

    労働年数が延び、人手が足りないなか、人生を見つめ直したり、スキルを身につける場として、駐在する妻に帯同することを選択できる人たちに新しい生き方が広がるのはもっともだと思う。大きな葛藤がなくても、子供たちの世代では多様な選択できる世の中になることを願う

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    Posted by ブクログ 2024年04月24日

    自らも駐夫(海外駐在員の夫)となった経験のある著者が、妻のキャリアを優先し、自身のキャリアを中断することとなった駐夫経験者10人にインタビューし、彼らの意識変容や就業行動、キャリア設計に向けた道筋を浮き彫りにする。加えて、経済力や社会的立場で妻よりも劣っていると自認する男性2人にもインタビューし、男...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年04月03日

    こと社会的評価や序列的見方の指標になりやすい収入
    どういう葛藤があるのかを知りたくて読んだ本
    人それぞれ色々な生き方があるんだなと
    アンケートに無回答だった方が実は状況的な追い込まれ度合いが高いのではと勝手に心配になりました

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