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パワハラでメンタルが弱っていた進也は、その日たまたま聞いた伝井青嵐の『赤穂義士伝』に、気づけば号泣していた。良い行いが報われ、思いやりや優しさがきちんと伝わる――そんな世界に心を救われ、進也は講談界への入門を果たす。兄弟子となった青嵐の芸に惚れぬいて必死にあとを追ううち、口調は怖いけれど実は優しい彼自身にも惹かれてゆき……? ツンデレ系実力派講談師×ワンコ系見習い講談師の純恋歌。
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Posted by ブクログ
パワハラで辛い毎日を過ごしていた進也は青嵐の講談に心を救われ会社を辞め、講談の世界に飛び込んだ。 青嵐の弟子として兄さんと慕い日々稽古等に励む。 しかしある時から青嵐に避けられるようになり…。 ワンコな受けとツンデレで毒舌な攻め。 進也が青嵐を慕い追いかけて心ざわめきとかが「恋」としての「好き」...続きを読むと気付いてから青嵐に避けられて辛くなる所が切なかった。 でも進也が危ない所を助け、話してお互いに「好き」だとわかって良かった。 進也が元気でハキハキとしていて読んでいて気持ちよかった。 Hにおいても積極的で。 2話目が青嵐目線でその後の2人で、お互いヤキモチ妬いてと何かもうね(笑) これから2人で切磋琢磨しながら一人前の講談師を目指して欲しい。 芸人シリーズとありますが私はそちらは全く知りませんが楽しく読めました。 色々な演芸、奥深いですね。 特典ペーパーのおはぎが食べたくなりました。 進也の青嵐を独り占めしたい発言、最高!
芸人シリーズ。 初めての講談師。 パワハラでメンタルがぼろぼろだった受けが、誘われるままに入っ楽しみ講釈場で聞いた講談に号泣する。 その後、その時に読んでいた講談師の追っかけを経て自分も講談師になるべく入門する。 会社員時代に痩せ細った身体も少しずつ回復してきて最初に習う軍団も覚えている途中である...続きを読む。 久我先生の作品は漫才や落語、そして今回は講談と、他の先生の作品には無い世界が描かれていて、私は元々詳しくないけれどその世界の事が分かりやすく描かれていて良かったです。 でもどうしても恋愛部分が後から付いてくる感じで、今作はそれが顕著でした。受けが自分の気持ち(恋愛)に気づくまでも時間が掛かったし、二人の気持ちが通じ合ってからもフィジカルなエチシーンは具体的な挿入無しだし。 書き下ろしではいつの間にかそういう事をする関係になってたようで、とはいえエチシーンも最後の1回だけだったし。 付き合うようになった二人の初めてのエチシーンってBLにおいては存外、必要で大事な場面だと思うのに、その初めてシーン、無し! それはちょっとどうなの?という感じでした。 初めてのワタワタしつつ二人の気持ちと身体が繋がるシーンは欲しかったかな。
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