汝ふたたび故郷へ帰れず

汝ふたたび故郷へ帰れず

649円 (税込)

3pt

4.2

第25回文藝賞受賞!伝説の作家のあの「血のたぎる傑作」が遂に電子化!

自然の息吹とボクサーの鼓動が響く名編。故・江藤淳氏が文藝賞の選評で「いつの間にか引き込まれていた」「現代の只中に活きている」と語った、伝説の作家の出世作が遂に電子化。負け犬同然にリングを去ったミドル級ボクサー・新田駿一は、当てもなく帰った故郷の島でジムの会長の訃報に遭い再起を決意した―。文藝賞受賞の表題作他、小説現代新人賞受賞のデビュー作など、著者の現代小説すべてを収録した決定版!

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汝ふたたび故郷へ帰れず のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    おもろかった、たまらんタギリます、。もともと獏本餓狼伝とかあっち系等が非常に好きだったのですが、こういう静かな格闘系もええですねぇ。いや〜〜もー、読んでいる間ずっとアリスのチャンピオンが頭の中でまわりつづけてましたわ。鹿児島県トカラ列島の宝島で生まれたボクサーの物語、特に復活して減量し試合のくだりは

    0
    2017年10月22日

    Posted by ブクログ

    中短編3作。
    時代背景や内容がどうであれ、彼の作品には心を救われる。
    折れそうなところを補強してもらったみたいに。

    0
    2011年03月28日

    Posted by ブクログ

    2009年の35冊目です。FM横浜のアナウンサー北村浩子さんのコーナー「Books A to Z」で紹介されていて、興味を持って読んでみました。表題作を読むと、走りたくなること請け合いです。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    始祖鳥記がかなり良かったので読んでみました。
    もう、素晴らしい!!電車で泣きそうでした。危ない危ない
    こういうストイックな男の人にはグッとくるわぁ。ハードボイルドのような斜に構えたのは好みじゃないんだけど、真直ぐで一途な男はいいよねー。
    ボクシングは全然興味ないし見るだけで痛くてダメなんだけど、ボク

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    いいなあ、これ。あしたのジョーにはまった記憶、あの高揚感がよみがえってきた。


    挫折から這い上がる人間ドラマ。その先には栄光が…と、いかないところがいい。


    孤独を感じていたが、実は多くの人に支えられていたことに気づく。
    能力の限界と、折れた心を自覚しながらも、胸中の奥底にくすぶり続けていた夢に

    0
    2017年08月15日

    Posted by ブクログ

    表題のボクシング小説が抜群に良かった。

    自分がリングに立ってるかのような息遣いを感じさせる
    精緻な描写が光る小説で、ノンフィクションものよりも
    リアルな雰囲気がありました。

    終わり方がまた絶妙で、もっとこの話を
    読んでいたい、これからどうなっていくのか?と
    思ったところで終わってしまう。

    収録

    0
    2014年09月07日

    Posted by ブクログ

    第25回文藝賞受賞作。




    飯嶋和一の作品を読んだのは『始祖鳥記』に続き実はこれが2作目。

    そんでミクシィの飯嶋コミュに入ってるってどうなんかな、と思うけど。

    まいっか。(口癖)




    恵まれた体躯と才能を持ちながらも、アルコールに溺れリングを去ったボクサー。生まれ故郷の南の島への帰郷、ジ

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    一度は引退したボクサーがカムバックしてくる話。非常に緻密かつ克明にボクシングの試合を書ききっていて、それこそリング上のすべての出来事を書いているよう。文章を読むだけで試合を生で観たような大きな満足感を得る。ボクシングに詳しいわけではないが、ボクサーの試合はこういうものだという事がこの本を読めばよくわ

    0
    2017年03月12日

    Posted by ブクログ

    飯嶋和一の現代小説。
    かなり緻密に描かれ面白い。
    やはりこの作者は有名ではない人物を描く時代小説こそが本領なのだろう。
    身勝手にひとり頷く。

    0
    2009年10月07日

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