アブサン物語

アブサン物語

506円 (税込)

2pt

我が人生の伴侶、愛猫アブサンに捧ぐ。著者の愛猫アブサンが、’95年2月10日、21歳という長寿をまっとうし、大往生をとげた。直木賞受賞作『時代屋の女房』にも登場するアブサンとの“ペット”を越えた交わりを、出逢いから最期を通し、ユーモアと哀感をこめて描く感動の書き下ろしエッセイ。

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アブサン物語 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2014年03月09日

    著者とその妻のもとで、21歳の長寿を全うした猫のアブサンとの生活を語ったエッセイ。

    著者がアブサンを見つめる視線は、すごく温かいという意味では単なる「ペット」という言葉を超えており、他方でアブサンの中に自分とは違う個を見ようとしているという点では手垢のついた「家族」という言葉では足りず、「同居人」...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年01月31日

    格闘技ファンの作家というイメージか先行して、今まで読んでなかった村松友視さん。カバーのイラストの猫がなんとも可愛くて買った本なのに本棚にずっと眠っていた。
    最初に、アブサンの原点を探しに行くシーン。日比谷公園にはあるある、野良猫がいっぱいいるところ。数多い野良猫の中から縁あって伴侶になり、心を通わせ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年12月26日

    マルノウチリーディングスタイルで、作家さんの誕生日ごとに並んでいるバースデー文庫を買ったらこれでした。だから最初は内容で読みたいと思ったわけじゃなくて、そもそもあんまり動物が好きではないし、ペットを飼うのもむしろ嫌なほうなんだけど、読んだらほっこり、じんわりしてしまった。解説にもあるとおり過剰な表現...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年04月04日

    和田誠さんの挿絵の可愛さにまずココロをぎゅっと掴まれました。
    アブサンを拾ったのではなく出逢ったってくだりに猫愛を感じられ、私も何処かで出逢わないか、ネコ屋でペット用ボックスを見ておこうかと思います。

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    Posted by ブクログ 2018年11月08日

    10年ほど前に読んで、部分的に何度か再読していたが、今回ふとしたいきさつで知人のネコをひと月半ほど預かったことで読み直した。
     子供の時から家にはネコがいて、ずっとネコを見ながら生活していた。そんなネコを飼ったことのある人なら文中の描写にネコのしぐさがありありと思い浮かび、ニヤリと笑いながら読んでし...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年12月21日

    遅ればせながら、村松友視さんの「あぶさん物語」を読みました。あぶさん、21歳で幸せな生涯を閉じた・・・いいえ、村松夫妻の心に、読者の心に、そして私の心に生き続けてますね!
    著者と二人で東京から新神戸に新幹線で旅した日・・・、生まれて初めて猫と対面し、ぐるぐる喉を鳴らしてるのが怒ってると勘違いして、途...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年12月08日

    今読むと平凡なエッセイだが、当時は元編集者の村松友視、椎名誠、嵐山光三郎の三氏が始めた新しいスタイルのエッセイだったそう。
    最終章では泣けた。

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    Posted by ブクログ 2014年08月23日

    【本の内容】
    我が人生の伴侶、愛猫アブサンに捧ぐ。

    21歳という長寿をまっとうし、大往生をとげたアブサンとの“ペット”を超えた交わりを、ユーモアと哀感をこめて描く感動の書き下ろしエッセイ。

    [ 目次 ]


    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年05月08日

    アブサンという猫と出会い、元来強烈な猫好きであったとも思われない著者が世話をすることとなり、実に21年間伴侶として過ごした事象が綴られている。この本の最大の特徴は何か。著者の読み手への心遣いである。出会いの経緯、去勢、撮影モデル、旅行、往生のエピソードにおいて、実はアブサンの行動は極めて簡略に記され...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    2009年4月3日購入

    最後は・・・(ゴシゴシ)
    まあいいや。

    少し引いて眺めた感じの文章で
    たんたんとアブサンと私のことが綴られる。

    筆に力がこもってくると
    自分でもわかるのか茶化すような文章が入るのが
    なかなか面白い。

    猫の話はやっぱり好きである。

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