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Posted by ブクログ 2024年01月06日
作者の「饗宴外交」がとても面白かったため手に取った。
堅苦しいイメージのある外交を、誰にも身近な食を通じた面白いエピソードにして書いてあり「饗宴外交」と同じくとても面白かった。
これだけ技術や文明が発達した現代社会においても、結局物事を動かすには人間の根元的な欲求である食欲に訴えかけるのが効果的な場...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月07日
外交の舞台でどのようなワインが供されているのか興味を持ち読みました。ワインだけでなくメニューリストや社会情勢についても述べてあり大変興味深かった。
リューセックや、モンラッシェはこういう時に飲まれているのがわかり、なんとなく納得。マグナムボトルをどのようにグラスに注ぐのかは、相変わらず謎です。持っ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年01月04日
ワインと饗宴から外交を読み解く新書である。
筆者お得意の内容であるようだが、やや構成が煩雑で、ある話題の途中で他国の話に移ったり、時代が前後したりするところは読みにくかったかな。同じ「フォーサイト」連載のまとめとしては近刊の「饗宴外交」の方が締まった印象がある。
ただし、内容的に不足があるわけ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年05月22日
[ 内容 ]
饗宴のテーブルは時に、表向きの言葉よりも雄弁に「本当の外交関係」を物語ることがある。
ブッシュが食べたフレンチフライ、「海の幸だけ」が出された独仏首脳の会食、天皇主催の晩餐会で飲まれなかった高級ワイン、日韓首脳会談における盧武鉉の驚くべき発言…。
真の政治的メッセージは、そうした饗宴の...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年04月25日
料理と外交、面白いアプローチだと思った。タイトルは「ワインと外交」とあるが、決してワイン本というわけではなく、饗宴でのメニューとそこでのスピーチ内容、外交エピソードがちりばめられていて、興味深い。
特にオランダと日本の外交関係について、本書に書かれている歴史があったとは全く知らなかった。オランダの...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年08月30日
本書では饗宴の意味を「料理、それと組み合わせたワインやシャンパンなどの飲物。ホストとゲストのスピーチ。テーブルでの話題。食後の室内楽や独唱会などの演出。儀礼やしきたりといったプロトコール(儀典)……。饗宴とは、このもてなし全体のことを指している」(p.1)と説明している。饗宴とは、各分担者の「協演」...続きを読む
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