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20代後半から30代前半の科学者8人が、東大に入るまでの道のり、現在の研究テーマ、科学者をめざす若者へのメッセージを語る。「なんと世界をわかりやすく説明する学問だろう」と驚いた生物学、世界中のメディアが取り上げたバイオインフォマティクスの研究成果、想像とは大きく違った建築学科の実態、ポスドクに進む覚悟……。さらに監修者二人も対談を行い、研究者を志したきっかけを吐露する。本書の執筆陣の一部には、瀬名秀明氏が講師として科学技術の伝え方を伝授した、「東京大学科学技術インタープリター養成プログラム」の受講生も含まれている。瀬名氏が本書の監修をつとめているのはそのためだ。さらに瀬名氏と同じ静岡出身・薬学専攻の脳科学者、池谷裕二氏も、東大准教授の立場から監修者として参加。二人の意外なエピソードも含め、科学者たちのみずみずしい生の声を知る一冊である。
...続きを読むPosted by ブクログ 2011年01月02日
東大博士課程卒or在学中の8人が、自身の研究内容や東大に入った経緯などを紹介する。
巻頭にある、監修者2人の対談で、
なんでその道を選んだのかを聞くのではなく、いまの研究テーマにはまり込んだ具体的な理由を探るようにしています。
とあるように、
研究テーマを選んだ経緯がとても具体的に書かれている...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年11月19日
執筆者の全員が学生時代から勉学に対して高いモチベーションを持っており、単位をとることばかりにあくせくしていたわが身との違いにただただ恐れ入るばかり。最先端の研究の現場にいるという歓びと情熱がとても強く伝わってきて、こちらも仕事との関わり方を見直したくなる。仕事に疲れたとき、何度でも読み返したいと思う...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年10月20日
東大に学部から入学し、そのまま博士課程まで進んで博士号を取った若手研究者たちが、自分の生い立ちから研究者を目指すに至ったきっかけ、今後の展望を書いたものをまとめた本。共通して、東大は優秀な同窓生、先生と知り合え有意義であると感じているのが印象的だった。そして自分の研究生活には満足しているものの、同じ...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年12月23日
20代後半から30代前半の東大出身の博士(博士課程在学中も含む)8人が、東大に入るまでの道のり、現在の研究テーマ、科学者をめざす若者へのメッセージなどを語っている。
自分は文系なので、理系の人の生き方を知るという点で興味深かった。特に、堀部直人氏の「科学の世界地図をつくる」のが科学者の醍醐味であると...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年12月21日
自分とあまり歳の変わらない大学院生や研究員が語る理系の生き方。8人の方が、それぞれの研究内容と研究者になろうとした経緯などを順に紹介していく形式だが、分野が似たり寄ったりのところが多いし、文章うまくないなと思ったり、ちょっとがっかり感はあった。
ただ、それでもそれぞれの人の研究に対する熱い気持ちには...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年11月10日
東大で博士号を取った8人たちの学生時代の体験や研究生活の紹介をした本.監修者の好みが反映されたのか生物,医学に関する研究が多い.研究の結果よりも「日常の研究」のプロセスが臨場感をもって書かれているのが,この本のユニークな点.いろいろな研究があるものだと感心して読んだ.特に創薬の研究は難しいが面白そう...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月13日
瀬名さんと池谷さんの名前につられて買ったものの、正直内容は大したことなくてがっかりした。東京大学で学位をとった人が書いた文章なのだが、参考にならないうえにメッセージ性もないため、読んだ後でなにも頭には残らなかった。東大に天才ばかりがいるだけでないことが分かってよかったとは思うが、東大出身者に「僕って...続きを読む
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