実践 日々のアナキズム 世界に抗う土着の秩序の作り方

実践 日々のアナキズム 世界に抗う土着の秩序の作り方

アナキズムとは特別な政治運動でも革命でもなく,日々の暮らしの中から社会を変えていく実践である――東南アジアでのフィールドワークを通じて,国家の束縛から離れた社会のあり方を希求してきた政治学・人類学の泰斗スコットが,西欧文明社会で暮らす自らの経験からたどり着いた実践的アナキズムのエッセンスを,軽妙洒脱に説き明かす.

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実践 日々のアナキズム 世界に抗う土着の秩序の作り方 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    自分が、国家権力、慣習、会社のルールなど、様々なことに無意識に囚われ、思考や行動を誘発されていることがよくわかった。

    また、歴史や人の行動を説明する際に、後付けで物語を作ってしまうこともそのとおりだと改めて思った。ひとり一人の複雑な心理や思考、行動の集合体で社会が変わり続けている。意味付けは十分に

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    2024年01月26日

    Posted by ブクログ

    面白かった!
    特に最初の章の、いざというときのために日頃からちょっとしたルール違反(信号無視)をしておこうと行動する内容がお気に入り。その後にアナキストの先輩に諌められたところまで含めて面白い。

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    2023年10月16日

    Posted by ブクログ

    「世界に抗う土着の秩序の作り方」という訳書のサブタイトルが良い。市井の人たちがどうやってお上の管理と支配をすり抜けたり回避したりしてきたか、フラットで穏やかな目線で記述されている。

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    2021年10月17日

    Posted by ブクログ

    布団の中から蜂起せよ、からのこちら。

    車の来ない交差点で、赤信号であっても自分で安全かどうかを判断して渡るように、「理に適わなぬ」些細な法律を破ること、それが著者の言う「アナキスト柔軟体操」。

    世の中の、これって変じゃない?って思うことにいったん態度を保留して、即反応せずに、自分の頭で考えてから

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    2023年02月21日

    Posted by ブクログ

     やぁ難しい本だった。でも結果として二度読みした際には、かなりぐいぐい線を引いてしまうところが多く、精読してよかったなと。最近ビジネス書や小説など、比較的読みやすい本ばかり読んでいたからか、こうした研究者の方が書かれた、かつアナキズムという難しい概念だったこともあり、一回目はほんと心折れそうになった

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    2022年02月13日

    Posted by ブクログ

    ネオリベラリズム全盛の今日、今更革命的前衛に率いられたプロレタリアートの役割に期待するわけにもかず、かといって穏健な市民運動もパワー不足、とすれば残るはアナキズムか・・・ そのせいか、最近アナキズムの立場からの新刊も増えているようです。効率性を優先させることで人間が疎外されていくなか、失われていく土

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    2018年01月13日

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