自然を捉えなおす 競争とつながりの生態学

自然を捉えなおす 競争とつながりの生態学

1,045円 (税込)

5pt

4.0

私たちの身の回りにある「自然」とはなんだろうか――。科学としての生物学・生態学=エコロジーの基本から説き起こし、適応と競争をキーワードに進化論とつながりのバランスを解説し、現代生態学の立場から自然を捉えなおす。コウノトリ野生復帰プロジェクトに取り組む著者が、生物多様性の保全、健全な生態系の維持という喫緊の課題を視野に入れつつ、エコロジカルな視点から自然と人間、地域のあるべき姿を提示する。

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自然を捉えなおす 競争とつながりの生態学 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2014年01月30日

     自然をエコロジカルという観点から捉えなおすというのが趣旨とのことですが、新書レベルなのに全体の潮流を見失ってしまい、最後のほうは単なる読み物として読んでしまいました。
     でも、生物って不思議って思える内容もたくさんあるし、人間というのは自然と関わりあって生きているんだなあとか、しみじみと読めました...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年05月08日

    難解な言葉が多く、すらすらとは読めなかったけど読んでよかった。
    提示された大切な事は分かったつもり。
    自然と人間、地域のあるべき姿を
    誰にでも分かりやすい言葉で書くのは無理だろうか。
    もっともっと多くの人が読むことができるし、
    自然に対する理解が深まり、
    日本人としての姿勢を大事にするとおもう。

    0

    Posted by ブクログ 2013年04月06日

    非常に難解な文章で,私にはとても難しかったです.(笑) ただし,著者特有の言葉づかい,表現に慣れてくると,これは極めて精密に書かれた良書であることが分かります.

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2013年02月05日

    無機環境と利己的遺伝子を持つ生物間相互作用からなる生態系に対して、自然災害などの物理的攪乱と生物活動による攪乱、破滅的なインパクトを持つ人為的(機械的)行為の違い。 生物個体群を時間と地域を区切った遺伝子系統と捉えて、生態系群衆の中の系統間生存競争を論じている。 長年の疑問が腑に落ちた。

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