原宿団地物語

原宿団地物語

550円 (税込)

2pt

3.4

青山キラー通り沿い。高度成長期に建てられた原宿団地。大都会のど真中に取り残されたオアシスのような集合住宅だ。住人もみんなどこか一風変わっている。変わってはいるが人間同士の絆や温かな心をしっかり持っているひとたちだ。不安や焦りを抱え生きる彼らの、おかしくて泣けて、ちょっぴり勇気をもらえる物語。

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原宿団地物語 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    つまんない、ことはないのです。

    でも、ヒキタ作品ということで期待はでかく、
    その分ちょっとだけ、びみょー感。

    登場人物の面白さ、原宿という場所の意味、団地、という設定。

    すべてにきちんと理由があるのでムリはないんだけど、
    でもなんとなく、すかすかした感じが抜けない。

    殺し屋シリーズのひりひり

    0
    2011年07月16日

    Posted by ブクログ

    確かに原宿の辺に団地あるなあ、って場所が秀逸。ハイソってわけでは全然なく、田舎ではない超都会の中に裏びれている。
    小曽根さんの人柄に癒される。
    「ボールゲーム」は少し泣きそうになった。解説の岡本健一が中々よく分かった解説をしていますね。

    0
    2010年09月30日

    Posted by ブクログ

    「凶気の桜」の作者なので、恐々と読みましたが、
    良い意味で裏切られた、連作でした。

    アメリカ帰りの元アパレル勤務のじいちゃん筆頭に、
    平成初め位な雰囲気で、団地のおかしな人々の悲哀が
    描かれます。

    最初の1話はとっつき難かった物の、
    以降はすんなり入れました。

    0
    2010年04月04日

    Posted by ブクログ

    下町生まれ米国育ちの小曽根さんと話をしてみたい。日常の中にありそうでなさそうな微妙な感覚が面白いです。短編なので、好きな章を好きな時に読めるのも◎。

    0
    2010年03月19日

    Posted by ブクログ

    小曽根さんがご近所の登場人物たちと接する中で、それぞれの個人的な生活、人生、日常的な風景が描かれている。登場人物たちが抱える事情は、都会の真ん中にある原宿団地の土地柄を反映しているようなリアリティがあって、退屈せずに読み進められた。

    0
    2013年12月28日

    Posted by ブクログ

    何だか、ほのぼのする。
    爺さん婆さんの奮闘記。
    なんだか、こういうコミュニティあったら良いね。今って近所の人間関係なんて希薄だしよ。
    場所が想像出来るだけに、中々悪くない。

    0
    2011年12月07日

    Posted by ブクログ

    なんかゆるめな話が続くかんじでござった。
    小曽根さんがお掃除するのが日常で、もう一個非日常なお話が近くで展開。短編が続く。あー原宿団地か…

    素敵に暮らしたいね

    0
    2011年06月26日

    Posted by ブクログ

    すごく好きな作家のひとりなんだけど、
    今回は、ちょっと残念。

    連作集だと思わずに読み始めたから、最初の話から、
    こんな調子で続くのなら、ちょっとだるいな、と思って
    一度途中で中断してしまった。
    短編が続くと知って、何とか持ち直した。

    タイガーマスクの話も、天狗の話も、スイス人の話も、そう考えると

    0
    2010年03月24日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    青山キラー通り沿いにある原宿団地を舞台にした短編集。
    原宿団地とは実在したのですね。
    もちろんフィクションでしょう。

    主人公は73歳の小曽根さん。
    40代までアメリカで過ごした江戸っ子で、ベルギー人の奥さんと二人暮らし。
    原宿団地の主として団地で起こることをすべて見ている。

    小曽根さ

    0
    2012年04月18日

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