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静かに、深く雪が降り続ける世界――。双子の姉弟・ハルカとユキジは「悪魔」と呼ばれ、「狩人」に追われていた。あることがきっかけで、言葉と感情を失ったユキジの手を引きながら旅をするハルカは、偶然出会った青年のウォーテンに、旅の理由を聞かれた……。ハルカはそっと答える。「私たちは〈楽園〉を探しているんだ」。第5回トクマ・ノベルズEdge新人賞受賞作。
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Posted by ブクログ
幸せになりたかった。 誰かに愛されたかった。 楽園を信じていた。 雪が降り続ける世界で、「悪魔」と呼ばれ狩人に追われる双子の姉弟が旅をする。楽園を探して…。 17歳の高校生が書いたとは思えない完成度。 少し泣いてしまいました。 表紙の絵もきれい。
楽園は存在するのか否か。凄くよかったと思う。一言で表すなら”楽園を探す”話。話の背景は中世末期のヨーロッパを思い浮かべればしっくりくるんじゃないかなと思う。 ”楽園”という存在しうるか分からないものに縋り、夢見て旅を続ける二人。平和な時代になぜその二人は楽園を求め続け、犠牲を払いながら町から町へと移...続きを読むり行くのか、それは本書を読んで確認してもらいたいことだ。 力の強いものが正義。弱いものが悪。 マジョリティが正義で。マイノリティが悪なのか――。 何が『正義』で何が『悪』なのかを考えさせられる作品である。そのような解釈しだいで正義にでも悪にでもなるような世界の中でつづられる物語。
表紙のふんわりとした雰囲気からは想像のつかないほど、悲壮な物語。今を生きる意味を考えさせてくれた。未来に希望が持てないことを、生きるのをやめる理由にはしたくないと思った。
終盤に入るにつれて涙、涙、涙。 とてつもない悲しみに襲われて、 でも小さな温もりにほっとして。 結局最後まで泣きながら 読んだわけですが 大事な事が何なのか それを気づかせてくれます 一度は読むべきです◎
17歳の方が書いたってのがすごい。語彙が豊富で、でも難解すぎず読みやすいです。 楽園はどこかにある、と一途なまでに信じるハルカに胸打たれます。周りが楽園はないと言おうと何度も挫けようと進み続ける姿が尊いです。
静かに、深く雪が降り続ける世界(見事に表現されていると思います)で双子の姉弟・ハルカとユキジは「悪魔」と呼ばれ「狩人」に追われるというお話です。 ユキジはあるきっかけで言葉を失ってしまうのですがハルカがユキジの手をとり「楽園」を求め旅にでます。そこで偶然あった青年....そして楽園は本当にあるのか...続きを読む...
表現のtoo much感があったりするけれど、 ぐいぐい読まされる。切なくも、力強い物語。 善悪ってなんなんだ? 正しいことはナンなんだ? 前にすすもうと愚直に進んでも進んでも、壁に阻まれる。 そんな現代の若い世代と重ねて見てしまう。 著者のこれからがとても楽しみ!!
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