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「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズの廣嶋玲子先生も絶賛!!
――この本は19世紀の英国への招待状。霧と石の街に吸いこまれ、心を虜にされます!
第62回講談社児童文学新人賞佳作『カトリと眠れる石の街』のシリーズ第2作!
★主な内容
舞台は19世紀後半のスコットランドの都市、エディンバラ。
カトリが博物館で働くことになってから半年がたったある日、博物館に大量の寄贈品があった。
寄贈主は、ジョージ・バージェスという古物収集家で、彼は生前、自分のコレクションをけっして人には見せなかったという。
コレクションの整理をするカトリは、寄贈物のどれもが「ネブラ」という国にまつわるものだと気が付くが、博物館の研究者を含め、だれもそのような国を知らないという。
この寄贈物は、歴史的な新発見につながる本物なのか? 偽物なのか?
寄贈物の真偽が明らかにならないまま、博物館ではバージェスの寄贈物を集めた特別展が開催されることに。
しかし、この特別展に訪れた人は、次々に行方不明になっていくようで……。
Posted by ブクログ 2024年04月22日
個人的には、前作よりも面白かったと思う。
カトリやリズに加えて、カトリの友達ジェイクも大活躍する。
前作で、未来に希望を見つけて進んだカトリに、迷いが生じ始める。それがリアルで、共感をよぶ。リズとカトリの友情が深まっているのを感じられるのも良かった。前作とのつながりも組み込まれていて、ドキドキハラハ...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月17日
かなりこわかった。今まで読んだ本の中で、こわさは上位に入る。
将来のこととか生き方とかについて迷っていると、別の世界に連れ込まれちゃう。ぼくは、だいじょうぶだと思うけど、そういうふうになる可能性があるのがこわい。それから、解決していないのがこわい。早く次の巻が読みたい。
リズがカトリを助けるためにが...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月23日
「カトリと眠れる石の街」シリーズ第2作、もちろん装画は、まくらくらまさんです。
物語の舞台は19世紀後半のエディンバラの街…そして、前作同様、カトリとリズという女の子たちが活躍する。カトリは博物館で研究助手として働いていたが、望んで働き出したにも関わらず先のみ見えない不安に苛まれていた…。ある...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年11月12日
第2巻。
正直、1巻の『眠れる石』よりおもしろかった。
自分で望んで博物館で働き始めたカトリが、自分の知識のなさ、社会の厳しさ(女性が大学に入覚を許されなかった時代のお話し)を知り、職人の養父母が新しい弟子を雇って自分の居場所がなくなった気がして八つ当たり、自己嫌悪、友だちには愚痴れないプライド。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月09日
はー、面白かった!!
エディンバラを舞台にした中世ファンタジー、第2弾。
今回はとある年代記にまつわる
霧の国の謎に巻き込まれるカトリとリズ。
根底の謎に、古代の怪物の存在があり、最後のリズの怪しい動き。もっとボリュームをつけても面白そうなエピソードだったけど、さらっと終わった印象。リズの動き以...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年11月26日
ものすっっごく面白かった!
以前、講談社児童文学新人賞受賞者のオンライン座談会を聞いたことがあって、そのときにスピーカーとしてお話しされていたのが東先生でした。
『カトリと眠れる石の街』は王道のゴシックファンタジーと編集者さんに言われていて、「いつか読んでみたい!」とずっと気になっていた作品。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月07日
博物館や美術館、資料館が大好きなので、この作品を読んで行ってみたい!ってなる子が増えたら嬉しいなあと思います。学芸員さんがどんな仕事してるのか描いてくれる作品ってあまり見ないし。
国によって同じ語源でも名前の形が違うという話(カタリナ、キャサリン、カトリオナ…)、私も成人するまで知らなかったので若い...続きを読む
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