無言板アート入門

無言板アート入門

935円 (税込)

4pt

3.3

誰かがなにかの目的で立てたはずなのに、雨風や紫外線などの影響で文字が消えてしまった街角の看板たち。そんな“もの言わぬ看板”=「無言板(Say Nothing Board)」を、作り人知らずのストリートアートとして鑑賞する。美術評論家である著者が、まち歩きの道すがらに発見、収集した路上の芸術をカラーで約200点収録&解説。これを読めば、いつものさんぽ道がまったく新しい美術館に見えてくる!

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無言板アート入門 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    「おや?トマソンの新作があるぞ?赤瀬川先生はお亡くなりになったはずだけど…」と思って手に取った一冊。
    もちろん著者は別の方。冒頭を読むと純粋?なトマソン出身でない、別口のようだ。

    切り口もやや異なる。これも冒頭で言及されているが、美術評論家の著者は無言板を、パブリックアートのように「鑑賞する」。一

    0
    2023年10月11日

    Posted by ブクログ

    タイトルから予想していたものとは違い、看板1つ1つについて深く語られている。何でもない看板でもタイトルをつけたり見る角度を変えるとアートに見えてくるフシギ。気に入ったのは『穴埋め大喜利』と『穴埋め』看板。時々見かけるけど、こちらに委ねられたこの感じ。無言板からの過言板も良かった。やりすぎは禁物。

    0
    2023年12月31日

    Posted by ブクログ

    看板の特定の色の文字が大切な文字であるからこそ、その色にしたにもかかわらず、あちこちで、どの色よりもその色の文字が薄くなり、いずれ消えていくということを、子どもの頃から気になって、残念に思っていた。そういった痕跡すら残らなかった看板類も含め、たくさんの無言板を集めた本。たくさんの同類からもっと絞って

    0
    2023年10月23日

    Posted by ブクログ

    <目次>
    第1章  定義:無言板とは何か
    第2章  鑑賞術:気がつけば街角は美術展
    第3章  考察:無と消費をめぐる文化史

    <内容>
    街角に数々ある掲示板や看板。そこの文字が消えていたり、消えかかったいたり。これを著者は「無言板」と名付け、いろいろと考察したもの。写真とタイトルの付け方がいい。ただ

    0
    2023年09月23日

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