無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2019年09月16日
「新耳袋」シリーズの共著者、木原浩勝氏の著作である。
新耳袋は、中山氏が第三者目線で書いているのに対し、木原氏は語ってくれた「私」の視点から書かれている。そのため、体験者の話を直に(耳下に)聞いているような効果がある。
はじめの方の話は軽い肩慣らし程度で進んでいき、後半の「木守り」「発狂する家」...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年06月15日
久しぶりのホラー小説。全部で25編もの短編が収録されていて、お得感がある。文体は一人称語りの体験談風で、臨場感があり、とても良かった。特に怖かったのが、『末路』と『ふたり』。逃れられない家系の話で、その結末にゾッとした。
「怪異は無闇に人を襲いにはやってこない、怪異はただそこにあるだけ、チャンネル...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年05月21日
『新耳袋』完結後に始まったシリーズ「隣之怪(となりのかい)」その一。
実は発売後間もなく読んでいたのを思い出して登録。
『新耳袋』には収録しなかった(出来なかった)因果話、
呪いに纏わる話、25編。
家屋、壁、家具、古道具――といった、
人の生活の「内側」を形作るものに纏わるエピソードが集まっている...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月22日
人は生きていると、良し悪しに関わらず何かしらの因縁に見舞われることがある。脱却できるならばいいが、死ぬまで付きまとうほど根深いものもある。そんな呪いようなそれに、私達はどう対峙したらよいのだろうか。
読んでいていろいろな意味で震えた作品。非常に良質な話ばかりだった。呪いめいた因縁に理不尽にも...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年01月22日
新耳袋シリーズでは三人称でしたが、このシリーズは一人称で綴られていくようです。
三人称→一人称に変わっただけで随分と印象が変わりますね。
あとがきでも記されているとおり、新耳袋では書かなかった因果や呪いに纏わる話を、、、ということですが、「井戸」で書かれている古井戸なんかは本当に怖いなぁと思う。
「...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。