田舎の刑事の動物記

田舎の刑事の動物記

616円 (税込)

3pt

【2012年1月5日スタート、ドラマ「デカ黒川鈴木」原作】町で野生のサルの被害が問題になり、変人学者の主張でサル対策を警察が主動しなければならなくなった。しかも不可解な状況で発生したボスザルの死の謎をも解き明かす必要に迫られ、黒川刑事はしぶしぶ捜査に乗り出す――表題作「田舎の刑事の動物記」をはじめ六編を収録。猿を追いかけ、蜂に追いかけられ、奥さんと台湾旅行に出かけて散々な目にあう黒川、今回は殺人事件にも遭遇します。田舎でだって難事件は起こる。鬼刑事黒川鈴木、今日も奮闘中。ミステリーズ!新人賞受賞作家が描く大好評シリーズ第二弾、肩の力を抜いてお楽しみください。

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田舎の刑事の動物記 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2015年02月12日

    このシリーズ初めて読みました。文体が超好みです。
    刑事の黒川鈴木さんは常に丁寧語。
    行動がまったく読めない妻やバカな部下に翻弄され
    胃を痛め半泣きになりつつ事件を解決します。
    孫かわいがりのあまり小学校の遠足スケジュールに
    無理やり警察署見学を組み込んじゃう署長や、
    「自分を第一に考えろ」という祖母...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年01月23日

    前作にも増してギャグとミステリが冴えています。推理力は抜群なのにいじられキャラの主人公・黒川にしろ、無能で能天気な部下・白石にしろ、神出鬼没の毒舌家の黒川夫人にしろキャラクターの個性が楽しいです。しかもギャグの中にサラリと伏線を忍ばせているのですから。そうそう、黒川夫人の毒舌の奥のそこの向こうに、ち...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月20日

    (Ⅰ)前巻の後半あたりからギャグ担当はどうやら主人公の黒川メインとなったようで白石の鬱陶しさが軽減され、より楽しめるようになりました。ついでに真面目だった赤木君もだいぶ毒されてきています。もう少し育つといいツッコミ役となるでしょう。
    (Ⅱ)トリックは、けっこう複雑です。いや、バカ騒ぎで道筋が見えなく...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年11月08日

    田舎の刑事、黒川鈴木が主役のユーモアミステリー第2弾。
    今回も相変わらず緩い世界観の中で起こる事件を解決する。
    そして相変わらずユーモア溢れる登場人物たち。主役の黒川は周りにいじられどんどん可哀想になっていくし、嫁はどんどん黒くなっていくし、部下の白石はどんどんバカになっていくし…
    しかしミステリー...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年03月02日

    田舎の刑事シリーズ第2弾。脱力系コミカルミステリというジャンルであるらしい。
    主人公・黒川さんの可哀想な感じがパワーアップしてます(笑)
    でも事件はパパッと格好よく解決しちゃうので、日常と非日常のギャップが面白い。
    ちなみにドラマの板尾創路も、トリックを暴くところは無駄に格好よくやってて笑える☆

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    Posted by ブクログ 2012年02月07日

    前作同様、主人公黒川鈴木刑事を中心に、白石刑事、赤城刑事、黒川嫁が中心となって織りなすコント型(?)ミステリ。

    作者さんには申し訳ないのですが、ミステリ部分よりコント的なところを期待して読んでしまってる自分がいたので、謎解き部分はあんまり興味持てず、登場人物達がいかに面白おかしく立ち回るかに着目し...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年02月05日

    ますます好調、田舎の刑事トリオと署長に黒川さんの奥さん。マンガというより、漫才の台本のような気がしてきた。今回は「台湾旅行記」、「動物記」、「冬休みの絵日記」がおもしろかった。「闘病記」は謎解きがちょっと複雑すぎて、白石くんではないが、「ぎゃあ、頭が、俺の頭が割れそうです」。「台湾旅行記」で提示され...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年01月07日

    前作にもまして、各キャラクターが伸び伸びとドタバタを繰り広げて、会話を読んでるだけで楽しい。そのドタバタがきちんと事件のネタと絡みつつ展開していくので、ミステリとしても充分満足のデキ。
    黒川刑事が涙目になるたびに、愛おしくてしょうがなくなる。で、黒川夫人の忍者ばりの神出鬼没&毒舌にほれぼれ。

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    Posted by ブクログ 2011年12月24日

    「田舎の刑事」シリーズの第2作。前作同様、キャラクターたちのくりひろげるドタバタが愉しい。ギャグ描写のなかに巧妙に紛れ込ませた伏線やロジックなどミステリとしての骨格も見事。それにしても黒川夫人が素敵すぎる。

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    Posted by ブクログ 2017年08月22日

    面白いし、好きなシリーズなんだけど…
    黒川さんが奥さんや白石君だけじゃなく赤木くんにまでいじられるようになって、可哀そうになってきちゃいました。
    前作は何も考えずに楽しく読めたのになぁ。

    相変わらず、さりげなく挟まれる雑学が良いですね。
    硫酸ピッチはこの本で覚えました。

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