浄土思想 釈尊から法然、現代へ

浄土思想 釈尊から法然、現代へ

924円 (税込)

4pt

3.8

阿弥陀仏の極楽浄土に往生し、悟りをえて成仏を目指す浄土教。浄土宗、浄土真宗、時宗などの宗派が属し、日本で最も信者数が多い。なぜこれだけ多くの信仰を集めたのか――。本書は、教えの広がりを「物語の力」に着目する。衆生を救うため誓いをたて阿弥陀仏になった「法蔵説話」、家庭不和を主題とする「王舎城の悲劇」などの経典に描かれた話、法然や親鸞ら開祖の物語を読み解きながら、その思想の本質に迫る。

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浄土思想 釈尊から法然、現代へ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     周囲のお薦めで読んでみたけれど、これが専門外の方が書いたのかと思うくらいまとまっていて深みのある内容だった。
     初期仏教からの流れで七高僧、そして法然上人、そのお弟子たち、そして親鸞聖人、果ては近代真宗についても触れられる壮大かつ丁寧な内容であった。
     親鸞聖人の部分については、これはいろんな見方

    0
    2023年09月12日

    匿名

    購入済み

    浄土の教え

    全く門外の私が意を決して読みました。当たり前のように接してきた浄土教をあらためて勉強させていただきました。

    #タメになる

    0
    2023年11月04日

    Posted by ブクログ

    浄土教ないし浄土思想についての概説的入門書です。

    法蔵菩薩のエピソードや浄土三部経についての簡単な説明のあと、中国仏教における浄土思想のなかで、善導に焦点をあてて解説がなされています。つづいて、日本での浄土教の展開に移り、源信、法然、親鸞のほか、法然の弟子のひとりである證空についてある程度ページを

    0
    2024年02月01日

    Posted by ブクログ

    浄土思想とは、念仏である「南無阿弥陀仏」は誰でも、いつでも唱えれる言葉で「阿弥陀仏」と一体になっている事で悟りを得て仏になれると言う、こと。現代版「歎異抄」が分かり易い。現代の宗教思想とは、多くが宗教的拠り所というよりむしろ精神的な面へとシフトしている、という。本書は素人にはかなり難しく理解し難いが

    0
    2023年12月17日

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