飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ

飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ

1,430円 (税込)

7pt

「死にたくない。生まれてくる子の顔を見たい…」不治の病に冒された青年医師が、最後まで生きる勇気と優しさを失わず、わが子と妻、両親たちに向けて綴った感動の遺稿集。初版の刊行以来25年の時を経ても、その真摯な思いは、いまだ変わらず読む者の胸を打つ。今回、「まだ見ぬ子」清子さんの結婚を機に、夫人による新原稿を加え、装いを新たに刊行。

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飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2016年01月11日

    最初から最後まで号泣。

    心に残った部分を以下に覚え書きとして記す。

    …サン・テグジュペリが書いている。大切なものは、いつだって、目には見えない。人はとかく、目に見えるものだけで判断しようとするけれど、目に見えているものは、いずれは消えてなくなる。いつまでも残るものは、目には見えないものなのだよ。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    不変。
    そして色あせない。

    絶対変わらないものがある。

    時を経ても、いついかなるときであろうと、
    世代を問わず、
    読んで感じることはみな同じだと思う。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    目前に迫った死を見つめながらも、

    最後まで生きる希望を捨てずに、親として、夫として

    最後の努めを果たして逝った作者。

    自らの生きた証と意志を伝え残した一作。


    子供の頃、病気をするとよくお世話になった井村医院は、

    作者の父である、井村和男先生の診療所であった。

    自分の子を亡くした悲しみを...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    たぶん、今までで一番泣いた本だなー。

    人間の強さとか弱さ、切なさ、痛み、優しさ、いろんなものがいっぱい詰まった本です。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    31歳で不治の病に冒された医師が、家族と知人にあてた遺稿集。

    筆者である井村さんの「死にたくない」という思いと、自分を愛し気遣ってくれる人たちへの感謝の気持ちがひしひしと伝わってくる。単なる闘病記に終わらず、人としての生き方についても深く考えさせられる一冊だった。

    余談だが、井村さんが亡くな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    稲垣吾郎さん主演でのドラマをきっかけに原作を。実在の医師が書いた手記だからこそ、言葉一つ一つに重みがあります。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    あんなにも娘と妻を愛し、自分の死を受け止められた彼は、まさに理想の父親であり、尊敬に値する人間なのだと思う。泣いた。

    0

    Posted by ブクログ 2023年11月23日

    筆者の井村和清氏については、本書の中の著者紹介が上手にまとめてくれているので、それを引用したい。
    【引用】
    1947年、富山県生まれ。日大医学部卒業後、沖縄県立中部病院を経て、岸和田徳洲会病院に内科医として勤務。1977年11月、右膝に悪性腫瘍が発見され、右脚を切断。半年後の職場に復帰したが、まもな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年06月02日

    妻と二人の子どもを遺し、癌で31歳の若さで亡くなった医師の手記。
    彼の、周りの人を愛し、感謝する生き方に胸を打たれた。

    飛鳥ちゃんも清子ちゃんも、近くにはいなくても、素敵なパパの想いの中で育ち、幸せだと感じた。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    末期がんに侵された医師が残した記録、再版。余命を知ってから見ることのない第2子を作るというこの夫婦の精神力が凄い。

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