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Posted by ブクログ 2016年01月11日
最初から最後まで号泣。
心に残った部分を以下に覚え書きとして記す。
…サン・テグジュペリが書いている。大切なものは、いつだって、目には見えない。人はとかく、目に見えるものだけで判断しようとするけれど、目に見えているものは、いずれは消えてなくなる。いつまでも残るものは、目には見えないものなのだよ。...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
目前に迫った死を見つめながらも、
最後まで生きる希望を捨てずに、親として、夫として
最後の努めを果たして逝った作者。
自らの生きた証と意志を伝え残した一作。
子供の頃、病気をするとよくお世話になった井村医院は、
作者の父である、井村和男先生の診療所であった。
自分の子を亡くした悲しみを...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
31歳で不治の病に冒された医師が、家族と知人にあてた遺稿集。
筆者である井村さんの「死にたくない」という思いと、自分を愛し気遣ってくれる人たちへの感謝の気持ちがひしひしと伝わってくる。単なる闘病記に終わらず、人としての生き方についても深く考えさせられる一冊だった。
余談だが、井村さんが亡くな...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年11月23日
筆者の井村和清氏については、本書の中の著者紹介が上手にまとめてくれているので、それを引用したい。
【引用】
1947年、富山県生まれ。日大医学部卒業後、沖縄県立中部病院を経て、岸和田徳洲会病院に内科医として勤務。1977年11月、右膝に悪性腫瘍が発見され、右脚を切断。半年後の職場に復帰したが、まもな...続きを読む
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