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Posted by ブクログ 2021年12月30日
死体に遭遇し続ける人達でさえ「死」の理解はできなあい。"死という現象の入り口に立っているにすぎない、生きている人間が死体を考える場合結局は「入門」者でしかない"という考えからこの本のタイトルは「死体入門」になったらしい。確かに言われてみれば。篤志献体など初めて知るお話も盛りだくさ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年04月18日
私が、死体や死という現象に興味を持ってから読んだ本の中で1番面白く、とてもためになる本でした。
上野正彦の『死体の教科書』や『死体は語る』などの本も読みましたが、これらは死因などが詳しく書かれていました。
それに対し『死体入門』は死体そのもののことが詳しく書かれており、人は死んだら(その肉体は)どう...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月06日
必ず訪れるのに、誰にも理解できないもの、死とはそういうものですね。体験した時には本人は死んでて、他人に伝えることはできないから。藤井司 著「死体入門」、2011.2発行。さっと一読しました。死ねば血流は止まり、体は硬直。ということは、生きてるときは、血流の循環、体の柔軟性が大事なんだなと今さらながら...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年01月30日
死体となると、葬儀くらいでしかみたことはありません。死体の表情なんかは穏やかだったのですが、顔の血色についてはやっぱり生きている人とは違う印象を受けて、「この人はもう生きていないんだな」ということを感じた覚えがあります。
この本は全体的に法医学観点から死や死体について書かれています。医学的な死...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年09月21日
国内では数少ない法医学者の一人が書き下ろした、死生学と死体学の入門書。生々しい遺体の写真や図版はないので、そういうのがダメな人でも、まあ安心して読める、はずだ。
人は必ず死ぬ。自然死や病死であれば、変化が生じる前に然るべき手順を踏んで荼毘に付す。事件現場ではブルーシートで現場を隠す。そうした職...続きを読む
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