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女は結婚するまで処女でいるべきか――なんて議論は過去のもの。だが処女の価値には、その時代の女性の地位やモラルの変遷が現れていた。性に開放的だった古代~平安、儒教の貞操観念が浸透した封建社会。純潔が尊ばれた大正から、出産を国に推奨された戦時下。未経験が恥だった80年代を経て、性交渉しない自由を得た令和へ。古今の文献から日本の性意識をあぶり出す画期的な性のクロニクル。(解説・花房観音)
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Posted by ブクログ
このテーマで一冊仕上げるのがすごい。まさに女性しか書けない。処女の価値についての歴史的変遷を追いつつ、その意味性と重さを捉え直している。
処女の社会史です。 感想でも評価でもなく、ただ思ったことだけ書き連ね…… 本人がどう思うかより世間様がどう見るかが問題。そして男性優位の視線から判断されてきた処女性。 今更誰も気にしてねーよ って声も聞こえてきそうだけれど面白かった。 最初のヒトになるってのは男性からすると少しプレッシャー。でも...続きを読む言われる嬉しいかも。 ホンネで女性は『最初』なんて全く気にしてないのでしょうか? AVとか観るとインタヴューで「初めては何歳?」なんて訊いていたりするので、それなりにエッチ界では話題になりやすいネタなのでしょう。 ホントのことを答えているとは思いませんが。最近の子は進んでおるのねーとか思ったりはしてしまう。 童貞は捨てるもの 処女は失うもの…喪失 言葉にも差があります(…っても最近は処女も「捨てる」って言うのかも^^;) いつ頃からそうなったのかは不明ですけど、捨てると失うの差は日本人の感覚の違いだと感じます。 言葉がもし変わっていないのであれば、今でも古い日本の慣習は生きている部分があるのだと思いますが、処女にはなったことが無いので永遠に謎…ですな。
とても面白かった。 前半は大昔の話で、なんとなくぴんとこなかったが、だんだんと近代の話になると、思い当たるところもあって、なるほどの連続だった。 この本は単に処女の価値観を整理したものだけにとどまらず、時代時代の文学であったり文化についても言及をしていて、とても勉強になった。
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