かくもさまざまな言論操作

岡庭昇

「日本は民主主義を十全に手段として使うことで成り立った、民主主義を否定する、すなわち独裁国家であり、それをを支えるのがマスメディアによる情報帝国主義である。この独裁は古典的な形式とは隔たったものであるがゆえに強固であり、民衆に革命の、あるいは改善の意欲をも起こさせない」。一見、突飛な著者の主張は、東京電力福島第一原発事故ですべて証明された。マスメディアを使った国ぐるみの情報操作の実態を知らずして、ポスト福島の時代は生き残れない！

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー
• 出版社: 志木電子書籍
• 電子版発売日: 2011年12月02日
• コンテンツ形式: .book
• サイズ(目安): 1MB

[はまじ · ★★★★★]

メディアに篭絡されている人向け

言い得て妙とはこういう文章をいうのであろう。よく日本の国家背景を刮目を駆使して分析したものだ。日本中の人におすすめ。とくに簡単にメディアに篭絡されている人はなおさら。