入り江の幻影 新たな「戦時下」にて

入り江の幻影 新たな「戦時下」にて

2,200円 (税込)

11pt

3.3

いまは「新たな戦前」ではない。「まごうことなき戦時下」だ。時代のあらゆる領域を侵蝕する「戦争」と対峙し、表現の力だけで翼賛の気風に抗う入魂の反時代的文芸エッセイ集。
発表済み原稿に加え、戦争の時代の全景を捉える書き下ろしを巻頭に収録。

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入り江の幻影 新たな「戦時下」にて のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年08月25日

    タモリさんが、昨年12月に「徹子の部屋」に出演しました。
    黒柳徹子さんから「来年(2023年)はどんな年になるでしょう?」と訊かれ、タモリさんはやや間をおいて「新しい戦前になるんじゃないでしょうか」と答えました。
    私は番組を見ていませんが、当時ネットでちょっとした話題になったのを覚えています。
    この...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年10月20日

    久しぶりの辺見さん。懐かしい“物狂おしくなる”。日常の“老い”のユーモアも加わり、まだまだ健在。「人間はなぜこうまで愚かなのか。人間は結局なににでも慣れる」「世界とか未来とか正義とかの“大きな言葉”を忌み、ミニマムな世界に埋没するのかもしれない」「9.11から20年、人類にはまったく不思議なほど進歩...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2023年09月07日

    エッセイ集。近づいてくる戦争の足音に耳を傾ける辺見庸氏の憂いが詰まった本だった。昔はこんな風に戦争を危惧する著名人が主流だったのに、現代では隅に追いやられつつある。いよいよなのかと気分が暗くなる。自分なんかはタモリの新しい戦前発言は政府からの間接的な国民への予告だと思っている。陰謀論めいているが、そ...続きを読む

    0

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