卍の殺人

卍の殺人

712円 (税込)

3pt

荻原亮子は恋人の安東匠とともに彼の実家を訪れた。その旧家は二つの棟で卍形を構成する異形の館。住人も老婆を頂点とした二つの家族に分かれ、微妙な関係を保っていた。匠はこの家との訣別を宣言するために戻ってきたのだが、次々に怪死事件が起こり……。
謎にみちた邸がおこす惨劇は、思いがけない展開をみせる!著者のデビュー作。

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卍の殺人 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    再読。卍型をした奇妙な屋敷で起こる連続殺人。奇妙な執着に囚われたかのような一族の雰囲気も、実に奇々怪々です。しかし嫌だなあ、こんな家庭は。
    とにかく人間関係のどろどろとした醜さがこれでもか、というほどに描かれて、事件はそれほど派手でもないのに禍々しさがいっぱい。そして最後の最後に明かされる真相がまた

    0
    2013年03月17日

    Posted by ブクログ

    久し振りの今邑作品。
    ちょっとダークな雰囲気漂うストーリーが多いですが、やっぱり面白いです。

    タイトルから話の展開が予想出来てしまいましたが、もちろん予想外だった部分も多くて しっかり楽しめました。

    今邑さんの本を読むと、人は表の顔だけじゃないって、しみじみ感じてしまいます。(笑)

    0
    2011年11月13日

    Posted by ブクログ

    わたしのような、頭の回転が遅い人でもわかるくらい、ちゃんとヒント出してくれます。そして見取り図を見ながら結構一生懸命考えました。ということでオチはかなり的中しました☆ プロローグに当てはまるのってもはやこの2人しか、、って、なったのが決め手かしら。たのしく読めました!

    0
    2021年02月07日

    Posted by ブクログ

    途中で展開が読めたけど、それでも面白いと思います。読みやすくてサクサク読んでいけるし、登場人物の心の動きが繊細に書かれていて、ああ、わかる!とか、そうだよね…って思うとこもあって。物語の中でやきもきしたりつらかったり、ぷっと吹き出してしまったりなど、楽しく読むことができたかなぁと思います

    0
    2013年12月16日

    Posted by ブクログ

    はじめは、古くさいありきたりな館もの
    と思ったら、終盤でどんでん返し

    さらに、ラストでなにやら、含みのある感じ………(((((((・・;)
    さすが今邑彩先生
    面白かったです(^-^)/

    0
    2013年05月26日

    Posted by ブクログ

    前回「ルームメイト」がおもしろかったんでつい買った。

    今回も手の凝った、それでいて「ありそうでなさそう」なちょっと強引かというほどの世界観でのミステリーを楽しめた。最もミステリーってそーゆーモンなんでしょうね。

    まぁ注文をつけるとすれば、家系図と屋敷の図は切り離せるようにしたらもっともっと読みや

    0
    2012年01月23日

    Posted by ブクログ

    今邑さんの本はいつも途中で犯人がわかるんだけど
    べつにイヤじゃないしね。
    最後まで読むとスッキリするし。

    今回は間取り図が出てきたので
    綾辻行人さんの館シリーズを思い出した。

    読まなきゃ!館シリーズw

    0
    2011年11月14日

    Posted by ブクログ

    文章がこなれていて、ミステリとしても手堅くまとまっておりデビュー作としては申し分ないでしょう。
    館の形が卍、という設定からしてそれを使ったトリックがあるのは見え見えですが、それを成立させるための工夫が随所見られ、デビュー作からして卒のなさが際立っています。
    示唆的なプロローグや、滲み出る怪奇色も相変

    0
    2015年07月12日

    Posted by ブクログ

    オーソドックスな本格の雰囲気が感じられて個人的には好みの作品です。様々な要素が詰め込まれた割には綺麗に纏められていて、文章も読みやすく楽しめました。これを機に他の作品も読んでみようと思います。

    0
    2013年11月19日

    Posted by ブクログ

    人物描写が足りなかった故にキャラクターに愛着が湧かなかった点や、緊迫感が出るような描写が足りなかった点、察し易いプロローグだった点がマイナス要素でした。
    しかし、「奇怪な館」や「複雑な関係を持つ富豪一族」など、クラシックなミステリーは大好きなので楽しく読めました。卍館をトリックに活かしていますし、細

    0
    2013年07月30日

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