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Posted by ブクログ 2019年01月19日
読むと心が締め付けられる感じです。父親の実家がこの新聞取っていたのを思い出した。
未曽有の震災の中で、正確な情報を伝えなければという使命感で、自らも被災者であるにもかかわらず、新聞発行の手段が使えなくなった状況の中で壁新聞というギリギリの手法で発行。その中でも葛藤があり、最初は避難所情報や炊き出しの...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年03月10日
以前ドラマ化されていた作品で、改めて原作本を読んでみることにしました。
後半の、記者それぞれの体験談が、各々異なる場所や視点で記されていて、当時報道されなかった状況を、少しながら知ることができたように思います。
以前、現地で市職員の方からお話を聞いたときに「長机を使った脱出用の橋」のエピソードを...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年09月27日
自らも被災し、家族の安否も確認出来ないなか、
真実を伝えなくては、報道をしなくてはという使命感に突き動かされ、
壁新聞を発行し続けた方々の姿勢に
最大限の敬意をはかりたいと思う。
記者達の書いた、地震発生直後からの手記は、ただ事実だけが時系列に記され、
部外者からは見えない、当時のその場が鮮明に記...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月02日
石巻を舞台にした3.11の記録は、様々な団体や法人、企業が出してます。この本の舞台は石巻であり、本に登場する石巻日日新聞の記者が津波に巻き込まれて石巻赤十字病院に入院していたことから、『石巻赤十字病院の100日間』と併せて読むと、当時の臨場感がより強烈に伝わってきます。また、同じ被災地の新聞社という...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年03月17日
すべての「当たり前の生活」がなくなってしまうということは、「何もわからない」ということで、それは人間にとっては、何をすべきなのか、何をしてよいのかわからないという異常事態なのだということが再認識できる。意外というか当然というかあっけないほどの記事しか載せられていないこの壁新聞が、切望され続けたという...続きを読む
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