殺人よ、さようなら

殺人よ、さようなら

550円 (税込)

2pt

一度しかない16歳の夏、私とママは再び海辺の別荘にやってきた。3年前にあの「事件」が起こった場所だ。ママも私も事件のことは口に出さず、毎日が穏やかに過ぎてゆく。ところが1週間後、私とそっくりの服を着た少女が目の前で殺された。そして次々と届けられる奇怪なメッセージ。誰かが私の命を狙っている……? 『殺人よ、こんにちは』から3年、過去の秘密を胸に抱き、ユキがあの海辺に帰ってきた。

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殺人よ、さようなら のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    とても懐かしい!
    小学生の時初めて赤川次郎読んだのが
    前作の『殺人よ、こんにちは』だったような?


    主人公の女の子がたくましくて好きでした

    というか赤川次郎の作品に出る女性はたくましい人多くて好きです^^

    その女の子が恋をするんだけど
    私もいつかはこんな恋を…とか夢見てた気がするw

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    小学校高学年、赤川次郎すきだったな。
    三毛猫ホームズシリーズとこれ。
    これ何度読んだかわからない。
    中学になり、サガンの元ネタ読んだ時は赤川次郎のセンスにびびった。

    赤川次郎、もっと評価されてもいいと思うんだけど。
    エンタメ作家の域越えて職人だよねぇ。

    堂々と赤川次郎が好きだと言える大人でありた...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    「こんにちは」の続編です。
    有紀子の最後の最後の台詞は、いつまでも記憶に残ります。

    三日だけこんなお金持ちと精神交代してみたいとか思います^^
    美人も優雅な生活も、普通の人からしてみりゃきっと三日で飽きちゃいますもんね。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    あれから3年、有紀子は再び海辺の別荘に戻ってきた―
    『殺人よ、こんにちは』の続編。

    ちょっと青春チック。
    でも最後には悲しい別れが…

    人を殺したこと、忘れられるわけがない。忘れては絶対にいけない。
    大切な人を失ったことも…

    きっと一生さよならできなくて、ずっと心に秘めていくんだろうな。

    0

    Posted by ブクログ 2023年06月14日

     誰でもそうかもしれないが、僕は自分の中で「傑作」になるミステリーの条件がいくつか合って、その幾つかの要素が「自分の基準」に当てはまるかどうかによって、この作品ふ素晴らしい等、あーだこーだ批評している。その中の一つに、「物語の終盤までストーリー構成の本質や結末が見えない」というものがある。明らかに左...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年08月28日

    赤川次郎作品にしては暗い方の部類。

    殺人が横行し、
    人の良さそうな登場人物も、
    殺人者の一味だったりする。

    赤川次郎作品にしては、何を主張しているのかが分かりにくい作品。
    野生時代という雑誌への連載のようなので、
    雑誌の性格に気を使いすぎているのかもしれない。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2017年10月06日

    『殺人よ、こんにちは』の続編。
    読んだと思っていたら全く記憶になく、初読だった模様。
    前作が'83年で、この作品の初出が'91年なので約8年。
    物語の中では前作から3年が経過し、主人公は16歳になっている。

    多分、作者のキャリアの問題だと思うが、前作よりも洗練されていてストーリ...続きを読む

    0

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