内部被曝の真実

内部被曝の真実

770円 (税込)

3pt

「私は満身の怒りを表明します」「7万人が自宅を離れてさまよっているときに、国会は一体、何をやっているのですか」――内部被曝研究の第一人者が、科学者の使命を懸けて政府の対応を厳しく批判。大きな感動を呼んだ国会でのスピーチを全文採録。さらに電子書籍版では、放射線被曝を原因とする子どもの甲状腺がんでは、遺伝子のある部分に特徴的な変異が見られるという、きわめて重要な最新研究成果を紹介。科学的証明には時間がかかるとされていた、放射線による子どもの健康被害の問題に、衝撃的な一石を投じる必読の増補版である。

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内部被曝の真実 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    原発事故の一番の問題は放出された放射性物質の総量が莫大で必ず濃縮が起こり、高線量のスポットができること。対策は食物は全数検査と、地域は学校などを優先して、高濃度スポットを測定して、除染する。わかりやすく書いてあるのでおすすめです。

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    2013年02月20日

    Posted by ブクログ

    BIO Tech 2012では、IT創薬に関する講演会の司会をやっていらっしゃいました。政治力学ではなく、医療科学の視点から、ごく当たり前の話を語った本です。

    0
    2012年05月04日

    Posted by ブクログ

    素人でも非常に分かりやすく読みやすい。

    内容などは他の方にまかせるが、
    東日本大震災では悲しく、絶望の思いもしたが、
    日本には児玉先生のように、正義感に満ち溢れた
    立派な人がいると知り、それは気持ちの上でも救いのように思える。
    先生の人間性に感動する。

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    2011年10月04日

    Posted by ブクログ

    YouTubeで国会の参考人としての意見説明を見た。本を読んでしろとなりにも理解できた。国会での発言。専門家とはこの人だと思った。

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    2011年09月29日

    Posted by ブクログ

    国や東電を批判している有名どころの科学者や医者の本を何冊か読んだけど、この本はそれらの人たちと少し違った趣がある。

    ”人が汚したものなら、人がきれいにできないわけがない。そのために全力を尽くすのがわれわれ科学者の責任である”p.136

    「今日本が持っている科学技術の力を結集して除染につとめ、日本

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    2011年09月24日

    Posted by ブクログ

    確かに、数年・数十年経ってから明るみに出てくる真実ってのは枚挙に暇が無いし、不幸にもそれは、デメリットである場合が多いと思う。だからこそ、その可能性に対しては謙虚でなければならないと思うし、軽んじるようなことがあってはならないと思う。一方で、大きくないリスクにあまりにも拘泥し過ぎて、大勢を見失うよう

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    2013年09月16日

    Posted by ブクログ

    少し荒っぽい所もあるが、もっと知られても良い内容が含まれているように思う。不完全な形であっても、こういった第一線で働く人の声を広く知らせることも出版の大切な役割だと感じた。

    食品などの放射線測定には、厚生労働省が標準としてきたゲルマニウムカウンターより、高性能で容易に検査出来る測定器があること、

    0
    2012年08月04日

    Posted by ブクログ

    専門家とは、
    ・危険なことがあったら、これは本当に危険だから、苦労があっても何でもやっていこう国民に伝える。危険を危険だとはっきり言うのが専門家。折り合いをつけることではない。

    ・歴史と世界を知り、本当の危機が顕在化する前にそれを防ぐ知恵を教える人でなければならない。

    ・専門家には想定外があって

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    2012年02月02日

    Posted by ブクログ

    ごめんなさい、今頃読みました。。。

    国会発言が7月末、それから5ヶ月経過して変わったことと云えば、
    計画なき除染(移染)が大々的に事業化されてしまったくらいですか?
    しかも、危惧されていた『利権がらみの公共事業化』に近い形で。

    警鐘を鳴らしてくれる人がいるありがたさと、
    それを実現しない(「でき

    0
    2011年12月31日

    Posted by ブクログ

    人が汚したものを人がきれいにできないわけがない。

    ○総量が多い場合、平均濃度ではなく濃縮が問題
     →モニタリングの重要性

    ○子供を守ること

    ○緊急避難的除染と恒久的除染を分けて考える

    ○避難と補償の問題は分けて考える

    ○アイソトープセンター、東レ、クリタ、竹中工務店、千代田テクノル、アトッ

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    2012年02月19日

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